独り言 | 無農薬•無肥料•自然栽培 めぐみ農場

無農薬•無肥料•自然栽培 めぐみ農場

農場の気まぐれなブログです。

今の社会ではなんとかしてがんばって自分個人を高めて
勝ち抜こうという感じです。

僕みたいなみんなに頼って支えてもらってばかりの人間は
どちらかというとダメ人間なようです。

ひさしぶりに青森で同級生に会いましたが
やっぱり

『そんなんで大丈夫なの?』

みたいな感じでした。

このブログは農場ブログです。

結びつけたいと思います。


常識といものがあります。
今の農業における常識は

肥料、農薬をやらないと満足のいく農作物はできない


です。

人によっては満足のいくすらとっぱらって

できない


と言い切る人もいます。


この件は賛否両論なのでここで終わりますが
よく言われるのは

畑から持ち出した量と同量の
肥料を入れなければならない。

です。


かなり理屈がとおる文句です。

タマネギは何トンと採れます。
りんごもそうでしょう。

木村秋則さんの畑は40年近く無肥料です。
向かいの畑の竹内さんの畑も13年無肥料です。

でも毎年実が成っています。

そりゃドバドバ肥料を施す畑に比べると量は少なくなるかもしれません。

でも肥料をやならい木々に施す剪定や
摘花、摘果のやり方があるのです。



当農場はまだ無肥料3年目ですが
来年もまたタマネギは成ることでしょう。

実は盲点があります。


土の中にその作物を成長させる役割を
果たすものがいます。

微生物、バクテリアです。


無限とは言い切れませんが
常に増殖して生態系をもっています。

肥料、農薬でこれを瞬時に破壊してしまうのです。

自然の恵を頂く為には
自然達と折り合いをつけお互いの相違点で
うまくやらなければなりません。

全ては返ってくるのです。

しかし人様の都合で今この世は動いています。
でも本当は地球全体で見た方が良いに決まっています。
自然の中に生かされているのはまぎれもない事実です。


土を生かしつつ作物の力を引き出す。

それが自然栽培の基本の一つです。

という訳で次回は津軽の木村式自然栽培の研修レポートです。




ねるっちゃ!


今井