青森の自然栽培農家さんの視察報告 | 無農薬•無肥料•自然栽培 めぐみ農場

無農薬•無肥料•自然栽培 めぐみ農場

農場の気まぐれなブログです。

今井です。


最近雨が降らず、全体的にも農作物が心配です。

めぐみ農場としては、収穫が遅れている
タマネギが腐らずにすみますが、水不足は深刻です。

今だけのことならいいですが、環境破壊の結果が出てくるのかもしれません。
自然栽培の重要性はそのような負の結果が露になってから本格的に
認識されるのでしょうか?





じゃがいもが予想外にも終了が採れて、おかげさまで
収穫作業に時間が費やされてました。

このじゃがいも栽培はまたレポートします。






農業ルネッサンスに熊田さんの記事で
めぐみ農場をとりあげて頂いてます。

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先週、自分の個人的な仕事で青森に行ってきました。

その熊田さんのご紹介で
自然栽培の農家さんの視察もさせて頂きました。

向こうの滞在時間は3日と半日、うち自分の仕事が丸2日だったので
次から次へ人に会いに行く過密スケジュールでした。


まずはじめは弘前の大沢の所を訪れました。
朝8時頃に田舎館の道の駅に集合です。

僕はホテルを7時すぎに出発、前日は
弘前でリニューアルした知人のお店で飲んでましたので
1時過ぎにチェックインでした。




大沢さんの後ろ姿

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トマトはかなり参考になりました。


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きゅうりもかなり元気。

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大沢さんは大根を主で作らています。

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八甲田の方で3町歩ほどの大規模な畑で
大根をこれから作付けされるそうです。


自然栽培は特に何もしてあげられることはない。

野菜が自然と元気に育つことを見守ってあげること。

やはり毎日、観察、見てあげることが
肥料になるのだとおっしゃってました。







次は同じく弘前の成田さんです。

路地で多品種栽培をされています。

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ずらっとレタス
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めぐみでは大失敗したキャベツ
元気に育っていました。

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やはりマルチはかなり自然栽培には有効な資材です。

昨年はこのマルチをまったく使用せずに大失敗しましたが
今年の成りはマルチのお陰といっても過言じゃないです。


遠くには山、周囲は畑オンリーで建物がほとんどなく
自然、という言葉がぴったりな場所でした。




そして次の日の朝、青森市の福士さんの畑を訪れました。
福士さんは、さきほど紹介した今月号のルネッサンスに記事を書かれています。


後ろ姿です、手前の作物はウドです。



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トマト、なんかこう、バシっと決まっています。

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アピオス、はじめ見たときは分かりませんでした。
というか初めてみました。
写真では全くわかりませんね。

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丘わさび?

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そして圧巻されたのがこれです。

藍です。

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某企業とのプロジェクトで作り続けて数年になるそうです。

ちょっと真似の出来ないレベルでした。





皆さんのことや自然栽培について
もっと詳しく説明したいのですが
僕も他に仕事があるのでこれで勘弁してください。


勝手にまとめると


ポイントをおさえれば、作物がちゃんと成る、実る栽培方法であること。

薬や人工的な栄養分で育てるのではないので
作物自身の力を発揮させ、作物自身が育つことを認識すること。

その人自身全てが作物の出来映えにモロに出る(反映)されるのも自然栽培。


そして何よりも可能性と
まだまだ未知数だと感じました。


偉そうに素人が言うことではありませんが、
今出回っている作物に対して、良い、悪いの評価をするつもりはありません。

でもその野菜のほとんどは実は、野菜本来の味がしない
工業製品だというのは、かなりの盲点ではないでしょうか?

実際に自然栽培で出来た野菜を口にして分かったことです。



時代と共にあたり前は変化しています。

天動説から地動説へ、歴史を見てもそれは明らかです。


そのようなことを語っています
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では入梅する前にタマネギを採ってきます!!