私は小さい頃から子供が大っっっ嫌いでした。

自分が子供なのに、いえ、子どもという同じ立場だからこそ、

余計に嫌いだったのかもしれません。


結婚しても子どもをかわいいと思えないので、子どもを産みたいとも思いませんでした。

夫は子どもが大好きだったのですが、そんな私の気持ちを尊重してくれていました。


心のことを学び、少しずつ自分の内側が変化していき

結婚して6年後、ようやく子どものいる人生もいいかなぁと思うようになりました。


一人目の子が生まれてくる時には、「ああ、この子は私を助けにきてくれる」

と直観で感じました。


それが生まれてからは、とにかく寝ない寝ない(笑)。

以前も書きましたが、1歳になるまで、30分から1時間ごとに起き、

お昼寝も出来ないくらいに自律神経が乱れてしまいました。

一日24時間、365日、寝ていない感じなのです。


助けにきてくれたんじゃないの!?と勝手な逆恨み状態です(笑)。

上の娘が小さい頃は、ひたすら、ものすごく辛い日々でした。

私を苦しめにきたのかと思うほど・・・。

その当時のことを思い出すと、楽しいとか、うれしいとかいう感情を、

ほとんど思い出すことが出来ません。


育児の本を読んだりして、下の子が生まれたら

上の子を尊重しよう!なんて思っていましたが

いざ、二人目の子が生まれたら、下の息子はもう、かわいくてたまらず、

上の娘のことがさらにかわいいと思えないことから、

それまで以上に心の学びを深めることになりました。


その辺りから、さらに自分自身が大きく変化したように思います。

あんなに娘のことで苦しんだおかげで、

私は自分で自分を縛っている観念や思い込みに深く気づくことが出来ました。

そう、娘は真の意味で、私を助けてくれたのです。


そして今、毎日、子ども達のことをかわいいと思って過ごしています。

夫は毎日毎日、かわいいなぁ、かわいいなぁと言い、毎日幸せだなぁと言っています。

こんな日々を過ごせるようになったこと、

子どもが大っ嫌いだった私が二人の子のママになったことを思うと

なんだか不思議な気もします。


私がなぜ、あんなにも子どもが嫌いだったのか・・・、

それは、私が子どもである私自身を嫌っていたからです。



私は今でも、娘や息子に本当にしょっちゅう怒鳴ったり、怒ったり、

全然、いい母親ではないです。

子ども達にも夫にも「ママ、怒り過ぎ!!」と

これまたしょっちゅう言われます。


でも、そんな私を子ども達は「ママ大好き!」とも言ってくれます。

私も子ども達に「大好き!」と返します。

一日に何回も何回も大好きを言います。


私は良く出来た母親ではないけれど、

子ども達の心とつながっていることを感じています。

そのつながりを感じる度に、ハートの奥から熱いものが溢れてきて

胸がつまりそうになります。

娘に「ねえ、〇〇ちゃんとママは心と心でつながっていると思う?」と聞くと

「うん!思うよ。」と言ってくれます。

そんな時、本当に幸せで胸がいっぱいになります。


娘への感謝、息子への感謝、夫への感謝・・・

いろんな人への感謝が溢れてきます。


以前の私は、怒鳴ること、感情的になること、時には叩いてしまうこと、

そういった自分をダメだ! いけない! なんとかしなきゃと思っていました。


今の私は、そういったことを、あんまり気にしていません。

(少しは気にしたほうがいいくらいかもしれません汗)


でも、今、わかっていること。

それは、そんな私を私が受け入れ、私自身とつながればつながるほど、

子ども達も「そのままの私」を愛してくれ、

子ども達ともつながることが出来るということです。



それは、なかなか言葉にはしづらい感覚ですが

確かに私の中にある感覚です。


「愛」っていうのは、

どれだけ良く出来ているとか

どれだけのことをやっているのかとか

どれだけ心配したり、思ったりしているとか、

そういったことじゃないのだと

心から思います。


子どものことを大っ嫌いだった時の私にも

私ってどこかおかしいんじゃないかと思った時の私にも

辛くて仕方がなかった時の私にも

私の中に、確かに愛はあったのだと

今はそれがわかるのです。





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