時計屋の角を曲がったら
汗ばむ右手を抜ける風が
数えきれぬ夏を運んでくる
君を何処へ見送ろうと
こうして毎日は過ぎてゆく
理由のない大きな雲に
隠れながら時は一つ流れ
言い逃れた先で遇った
青く照り返す空に包まれる
あの角を曲がったら
どこまでもいとおしい日が続いてる
ここから何処へ行こうか
いつまでも続きそうな道に
浮かぶ夢を見つめては笑った
いつも目に見えるのは
一時の慰めのような木洩れ日だけ
いつから僕らはこんなちっぽけな
足跡を信じて歩いてきてしまったのだろう
角を曲がれば
どこまでもいとおしい日が続いてる
此処にはもう何も無い
いつまでも吹き続ける南風すら
何も知らないのだから