今日、新しいアルバムの音録りが全て終わった。
自分の曲はずっと、自分の為に作っていた。
曲をつくる動機としては、きっとずっと変わらない。
けれども。
今日は自分の曲にベースを入れて貰った。
そのとき、自分の曲がまるで自分のものではないように聴こえた。
それには凄く感激した。
曲を通して見ていた世界が拓けた感じというと分かりやすいだろうか。
ある意味客観的に自分の曲を聴き、自分の中から出てきたものの筈なのに、新たな景色をもう既に知っていたのだ。
自分の子供のように。
一人で歩き始めている。
このアルバムを、色んな人にきいてもらいたいと思う。
その感じは
「私こんな良いの作ったよ!」
というのもあるけど
「最近お気に入りのCDがあって、きいてほしい!」
という感じに近い。
そりゃ私の心を満たすための曲であるわけだから
私がグッと来るのは自然なことなんだけど
この曲たちは、多分それ以上の景色を知っている。
私の曲であるけど、私の知っている世界の向こう側も、知っている。
これこそ本望だと思う。
こういうことをしたくて、私は歌っているんだなあと。
自分の歌で身体中が充たされている。