こんにちは!

わたしの食事軸で心と体の土台をつくる

管理栄養士 大西めぐみです。

 

今週半ばは雨予報。気温が下がるみたい。

それを聞くと「雨ってすごく大切」って思います。

朝起きて雨が降ってると「あー。雨・・・」

ってなるけど、状況が変わると捉え方は

ほんとに変わってきます。

 

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人類が持つ2つの食欲

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毎日食べるだけで、心と体が整ってハイパフォーマーになれたら

いいな。って思ったことはありませんか?

 

なぜ、私がこの質問をするかと言うと

食べる内容やタイミングを調整すると、心と体の状態

が格段にあがることがわかっているからなんです。

 

食欲は人間の生きる三大欲求の一つですよね。

なので、食欲を自分で調整できるようになれば

パフォーマーUPに繋がる。ということなんです。

 

「食欲を満たす」というのは、

ただただお腹がいっぱいになって、はち切れそうなぐらいまで

食べたって思った時とか、食べていない時間が長くて

「あーお腹すいた」っていう胃に入っている量だけで判断できる

ものではないんです。

 

何を食べるか・いつ食べるか というのは、食欲センサーが働いて

それを頼りに食べるかどうかを決めてるんですよね。

 

この食欲を調整することが私たちには、とっても難しいと感じる

理由には「胃がしゃべらないから」というのがあります。

 

誰かとけんかをしたり、話をしたり、というように声を出すことが

できないから、難しく考えてしまうんです。

 

自分自身の食欲を調整することは、部下を指導すること

よりも難しい。と感じる経営者の方も少なくないようなんです。

 

これを聞くと、なんだかホットしますよね。

会社を経営している人でさえも、食欲を調整するのが

難しいと思ってると思うと。

 

私は2年ぐらい前まで、食欲を調整するのは難しいというより

できない。と思っていました。

それは、おいしいものはおいしいし、好きなものは好きに食べたい

湧いてくる感情は動くものだから、対応できないと、諦めというより

「そういうもの」という感覚で捉えていました。

 

だけど、ストレスが出て、イライラでお菓子を食べる。ということが

続いた時、お菓子を食べて一時的な気持ちは解消されるものの

何だか身体がしんどい。という毎日だったんです。

 

栄養士ではあるけれど、そこまで食べ物と心が繋がっている。

という認識が薄かったんですよね。

 

じゃあ食欲をどんな風に捉えると良いか。というと

食欲を2つに分けることなんです。

 

「ピュアな食欲」と「フェイクな食欲」

 

これを見分けることで、食欲の暴走をとめることが

できて、心地良い気分で食事ができるようになります。

 

両方説明すると長くなるので、

今日は「ピュアな食欲」はどんなものか。

 

ただただシンプルに

「お腹がすいたー」と体がエネルギーを補うために湧いて

くることなんです。

 

食べてから6~7時間経つと、お腹がすく・お腹が鳴る。

という状態。

 

この「ピュアな食欲」で食事をした時の特徴は

「あー食べられて幸せ♡」って思う時間が長く続く

ことです。

 

ピュアな食欲は、消化・吸収に負担のかからない食べ方。

という風に言い換えることもできます。

 

ピュアな食欲を試してみたい。と思った時は

一口、口にする前に

「ほんとに今食べたいと思ってる?」

「今の体にとって必要かな?」

この2つを心・頭・胃に聴いてみる。

 

それをすると、必ず答えが聞こえてきます。

一番わかるまでに時間がかかると言われているのは

「胃」です。

 

私も最初は全然わからなかったけれど、1週間ほど続けている

と、なんとなく「こう言ってる?」と会話ができるように

なっていきます。

 

夏バテしそうなぐらいの暑さ。

食欲がないなぁ。と感じていたり、

体だるいなぁ。と感じている時に、そっと聞いてみて

何を食べるかを選んでいってもらえたら嬉しいです。

 

明日は「フェイクな食欲」についてお届けします。

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。

いつも応援しています^^