グータンヌーボみてたんです

武田真治、おばたのお兄さん、満島真之介の3人。
武田真治がなぜ今の人との結婚を決めたのかについてて話してて、
高嶋政伸が「この人と結婚したいと思う人じゃなくて、この人と結婚しないと損だと思った時に結婚した方がいい」と言ったからだそうです。
なるほど。妙に納得できました

損するとかで決めるなんてなんか冷たくない?
とお思いになる人もいるかと思います。


損得勘定かよ…と。
でも私はそうは思わないのです。
「この人を失うと人生損だ」と思われたら嬉しいなと思いました。
感情が先走ってるだけじゃない感じがするのです。
そして損得勘定とも違うと思うのです。
以前付き合ってた人。
お相手の人も「好きだよー。結婚も考えてるよ」って言うてくれてたんですね。
でもある日言われたんです。
「結婚したらめぐみは俺になんのメリットを与えてくれるの?俺はちゃんと稼いでくるし家族を養える。めぐみに対してすっごいメリットを与えてやれると思うんだ」と。
なんか違うなーと思いました。
好きだという感情もありましたし、彼もきちんとそういうことを口にしてくれる人でした。
いわゆるハイスペックともいわれる条件の人でしたし、何不自由ない暮らしができたかもしれません。
でも失ってもなんの損もしませんでした

「この人と結婚するとメリットがある」のと、
「この人を失うと人生損する」は全然違う。
だから決して損得勘定ではないし、すごく冷静にならないとわからないことだと思うんです。
人生においてその人を失うと損すると思えるってすごくないですか?
どれだけその存在が大きいか。
私は主人との交際を諦めようと思ったことがあります。違うのかも…とか、相談所にしては時間がかかりすぎて無理かも…とか。
でも手放さなくてよかったです。
主人はどうだったんだろう。
私たちは最初からラブラブ感もなくいたし、私と一緒にいる理由は「楽だから」と言い放った人です

そして、一人で生きていけるだけのスキルを持ってる主人にとって、私はなにかメリットを与えられるとは思いません。
でもこうして生涯をともにすることを選んでくれたのは、感情が先走ったわけでもなく、メリットがほしかったからじゃなく、失うと損する人と思ってくれたのかなと思いたいです
