紺屋さんとの交際記録

食事も終わり、デザートを食べているとき、紺屋さんは話始めました。
「僕は妹が結婚して子供がいるんですが、その子がすごく可愛いんですよ
そういうの見てると結婚したいな、と思ったんです。子供は好きですか?」

「好きですよ。学生時代はアルバイトで子供向けの仕事もしてました
」

「それはいいですね!やっぱり子供はほしいですよね?」
いきなり子供の話



「お見合いの日の担当の人がいい子って言ってたじゃないですか?実はお見合い前に自分のアドバイザーさんにも言われていたんですよ。すごく朗らかな女性で是非会ってみてほしいって!」とこちらをうかがうような目線で話す紺屋さん。
多分、どのアドバイザーさんも悪口は言わないと思うんですが

てか、その目はなんですか?
なんとなく、そのこちらをうかがうような表情が苦手だな、と思いました

「たぶんめぐみさんはモテるでしょう?」と続けます。
モテないから今ここにいるのです。。
「僕は全然モテなくて。」
…失礼ですがそう思います。。
こんな調子で話していて思ったのが、この人はほんとに自分に自信がないんだな、ということでした。
私と会ったのも、私と交際しようと思ったのも、恐らくは周りがいい子だと言ったから。
うかがうような目もそんな気がする要因でした。自信がないから顔色をうかがってる。
なんとなく、その雰囲気がしんどい…

ただこのあとで、紺屋さんが少し変化した瞬間がありました。