40週で、極低体重出生児の女の子を出産。
同じ様な状況で出産された方の、少しでも参考になれば…と思い、記録しておきます。
自分が、色々と調べて、なかなか同じ状況の方に巡り会えず、不安だったので。。。

40w1d、1430gで生まれた花音。
大きな病院のNICUに入院となりました。
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私は、産院から外出許可をもらい、帝王切開の傷の激痛を我慢しながら、花音の居る病院へ通う事に。
(痛み止めは、気休めにしかならなかった…ガーン
NICUの保育器にいる我が子と、初めて対面した時は、思わず涙が出てしまいました。
鼻には管を通され、黄疸治療の青い光を当てられて、ガリガリの身体で頑張っている姿を見て、小さく産んでしまった申し訳なさで、胸がいっぱいになりました。

それからというもの、自分が産院を退院してからも、搾乳して母乳を運ぶ日々。
我が子が側に居ない家で、3時間毎の搾乳をするのは、精神的にかなり辛かったです。
なかなか母乳は出なくて、はじめの頃は、一滴滲み出てきた母乳をスポイトで集め、1時間かかって、2.5ml。
小さなスポイト一本分くらいしか採れませんでした。
さらに、産後の回復が追いつかないまま、車で30分の病院に通う毎日。
体力的にも、だいぶダメージがあり、まだ傷の痛みもかなりありました。
毎日運ぶ冷凍の母乳が、唯一の繋がりに思えてて、とても悲しく、毎日泣きながら搾乳していました。

40週までお腹に居てくれた花音は、保育器から数日で出してもらえ、お世話も少しだけやらせてもらえました。
NICUでは、基本的に赤ちゃんのお世話はスタッフの方がやります。
何をするにも、スタッフさんの許可が必要で、抱っこするにも、必ず許可をもらい、手助けしてもらわなければなりません。
声をかけても、なかなか手の空かないスタッフさん。
大声で泣きじゃくる我が子を目の前に、すぐに抱き上げる事も出来ず、母親として、そのもどかしさに押しつぶされそうになりました。

そんなNICUでの数日間。
辛い事ばかりではありません。
普通なら、出産して赤ちゃんと一緒に退院したら、いきなりお世話を手探りでしなければならないところですが、NICUでは、お世話のプロが沢山いて、一から教えてくれます。
沐浴の仕方、授乳のコツ、ミルクのあげかた、だっこのやり方、おむつの取り替え方など。
こんな時は、こうしたら良いとか、沢山アドバイスをもらえました。
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そんなこんなで、少しずつ、私も母親としていられる事に、喜びを感じていきました。

花音はとても元気で、ミルクも母乳も沢山飲んでくれて、みるみる成長していきました。
そして、生まれてから19日目。
NICUから、ついにGCUへと移動になりました。

GCUでの様子は、次のブログでニコニコ