4年半続けてきた、旅公演。
先日、小学校での公演を全て終えました。
残すは、8月にホール公演を2本残すのみとなりました。
総合的に考えたら、大変だった事の方が、多かったかもしれません。
特に夢団は、ほぼ立ち上げの時期から関わらせて頂いて、正直、環境も整いきれていない状態の中、精神的にも金銭的にも厳しい中での活動でした。
あらゆる所に気を遣い、神経を張り巡らせて、仕事をさせて頂いている事への感謝の気持ちを忘れずに、ひとつひとつ丁寧に、心を込めてやってきましたつもりです。
劇団は株式会社になり、環境も整いつつあります。
お仕事も増え、チームも増えました。
作品は、メッセージ性もあり、エンターテーメント性も沢山ある、とても素敵なものばかりです。
これからも、どんどん進化し続けて欲しい。
でも、だからこそ、驕りや思い上がりだけは、絶対にやめて欲しい。
少しでも、メンバーにチームに劇団に、その気持ちがあるだけで、全て台無しになる。
ちょっとした事で、信用を失ってしまう。
作品が、崩れていく。
そして、一人一人が、個としていられない状態を作ってはいけないのだ。
旅公演で、チームを構成しているメンバーが、虚言を吹き込んだり言いふらしたり、誰かを取り込んだりして、パワーバランスを壊す様な事をしたら、もう終わりだ。
あっという間に、信頼関係が崩れてしまう。
何が本当なのか、何が真実なのか、自分を見失う事なく、きちんと見極められる人間の集まりであって欲しいです。
綺麗事ではなく、子供たちの笑顔や、感動の泣き顔、それがあったから、続けてこられました。
本当に本当に大好きな作品です。
できる事なら、ずっと関わっていきたかった。
辞める理由は色々とありますが、悩んで悩んで悩み過ぎて、よく分からなくなって、それでも考えて、悩んで、悩んで、ひたすら悩んで決めた結果です。
全国の子供たちのために、大人たちのためにも、これからも、夢団の作品をもっともっと広めて欲しい。
本当に良いものを。。。
それだけが、願いです。