ストレッチとトレーニングは、「表裏一体」と以前書きました。
ヨガのポーズを、ストレッチとしてするか、トレーニング的にするのかは、やり方次第です![]()
ジョゼフ・ピラテイスさんが、ご自身のメソッドでヨガのポーズをこの様に使用しておられます。
なので、ピラテイスにヨガのような動きがあるのです。
今回は、その様にヨガのポーズを使って体幹を鍛える方法をご紹介致します。
始める前に![]()
トレーニング要素が強いので、予め手首・足首・お首など関節をほぐししておくことをオススメします。
先ず、床の上にお尻を下ろし、長座の姿勢になります![]()
お尻を揺すって、床にゴトゴト当たる坐骨2つをとらえたら、ここが基点![]()
足首を曲げ、内股を締めて両足揃え、つま先もヒザもまっすぐ天井に向けます。
カカトが床から浮く位、膝裏・アキレス腱など脚の裏側の筋肉ピンとよく伸ばします。
基点となる坐骨のある骨盤をお腹の力で、床に対して垂直に立てます![]()
腰の後ろを伸ばす様にみぞおちを引き上げ、首も前に倒れない様に、耳は肩の延長線上に保ちます![]()
両手はお尻の横につき、両手(指先もしくは手の平)で床を押し、更に背骨を真っ直ぐに引き上げるサポートをします。
横からみたら、ご自身の身体がアルファベットの「L字」になる様整えます![]()
この長座のつくりを、「杖のポーズ」と言います
内股を寄せ、膝裏を伸ばすので、O脚矯正にも効果があります![]()
この上半身・下肢をKeepしたまま
両手をお尻の少し後ろに引き、指先を前にして手の平を床につきます。
(肘が後ろを向く様に)
股関節の角度が、90度から110度位開きますが、お腹頑張って腰が反らない:落ちない様に注意します![]()
右ヒザを立て足裏を床につけ、左の足首の力を抜き、つま先は前
ゆっくりお腹の力で、お尻を持ち上げます。
お尻が上がったら、左の足裏も床につけ、両手・両足で力強く床を押します。
右足のつま先~脚の付け根(股関節)、そして肩まで
身体の前面部分が、一直線になる様に身体を引き上げます![]()
頭の重みで首がツラクなりますので、軽くあごを引いて目線斜め上天井に![]()
ここで、5呼吸keep![]()
ゆっくりお尻を下ろしたら、一度ここで休憩。
息が整ったら、もう片方をtry![]()
ポーズ名は、上を向いた板のポーズ。
お尻を締め、背筋で体を持ち上げるのですが、お腹の力が足りないとお尻が落ちて腰が反ってしまいます。
体を厚く丈夫な板の様にまっすぐ整える為、身体の前も後ろの筋肉も使用する、脂肪燃焼のポーズです。
例えば、似たような事を立って行うと、
十分に歩幅をとって立ち、膝をゆるく曲げ
学ラン着た応援団長(平成に居るのか?)よろしく
「オ~ッスっ」て腰を前に張り出す、あの身体の前が伸びる感じわかります
これって、腰を前に張り出す:反る・お腹の力が抜けていますから、身体の前部分のストレッチだけで終わってしまいます![]()
まあ、目的が「オ~ッスッ」て言いたいだけだからいいんですが![]()
ご紹介している、上を向いた板のポーズは
お尻・背中の背筋群で、背骨を一直線のまま重力・体重に抗って体を持ち上げる事:筋トレ:が出来ると、
股関節・お腹・胸等が、一直線に伸びる:ストレッチ:気持ち良さがあります
橋のポーズ:ショルダーブリッジ![]()
仰向きになり、両手はお尻の横・手の平下、脚を腰幅に開いてひざをたてます。
そこから、ゆっくりお腹の力で、膝から肩まで一直線になる様お尻を持ち上げます。
先程と違って、背面部:両肩でも床を押せるので、比較的やり易いです![]()
お腹が突き出て、先程例に出した応援団長の様に、腰反らないよう(悪い例にしてスイマセン
)
股関節を伸ばし・みぞおちを引き上げる様意識して下さい![]()
橋のポーズがなんなく出来る様になったら、上を向いた板のポーズ:方膝立ちに挑戦します。
片方の膝をたてると、比較的どなた様にも出来やすいです![]()
本来は、両方の膝を伸ばすのが高いレベルでの完成形になります![]()
板:プランクのポーズは、上向き・下向き・横向きがあります。
下向きは、体育の時間にやるプッシュアップの準備ポーズに似ています。
プッシュアップについては、また次回に![]()