MGです。
ブログをご無沙汰している間に、オーストラリアの大学に入学し、妊婦出産までして、怒涛の日々を送っておりました。
言い訳さて置き、
今日は3ヶ月も前の話になりますが、私の出産体験を忘れない内に書いておこうと思いました。
忘れもしない2022年9月29日、予定日の深夜1時を回った時、私の戦い幕を開けました。
ドバドバドバ❗
っと勢いよく水分がお又とお尻を伝う感じで目覚めました。
確実に破水だと確信した私は、爆睡中のパートナーを叩き起こし、トイレへ駆け込み息を飲みます![]()
なんと破水が鮮血![]()
まさにドラマで見るような感じの破水の仕方で、いつの間に陣痛来てた?とびっくりするぐらい羊水がドバドバドバと出てきました。
慌てて病院に電話しますが、破水のとき出血が混じる事はよくある事だからとなだめられ。
とにかく今は落ち着いて、陣痛がくるまでゆっくり休んで、寝れる時に寝てね。「Good luck!!!」と言うことでしたw
その後、オムツを履いて寝ようとするも、まだまだチョロチョロ出てくる羊水が気持ち悪くて寝れる訳もなく。
そうこうしてるうちに陣痛が始まり腰痛がますます増して行きました。
色々寝転んだり、立ったり、座ったり、四つん這いになったり、体制を変えましたが、3時半頃からいよいよ悶えるような痛さに。
私の場合、ベッドではなく、床の上に寝たい思い強かったので、マットレスを敷いてもらい陣痛3~6分間隔を入ったり来たりしながらパートナーと戦ってました。
助産師さんにもう一度電話して、「頑張れる所まで頑張って、痛くて無理そうだったらいつでも来ていいよ」って事だったので、なるべく家で耐えようと。
痛さに悶える私の横で、パートナーもずっと応援してくれていましたが、いきなり彼がトコトコとリビングへ消えていきました。
せっせと私の所に戻ってきた彼の手にあったのは、ノートパソコン。
どゆこと???
と思いつつも、そんな事に構ってる場合ではございません。
ごそごそとノートパソコンをいじる彼を横目で見ていると
「ベイビー!これを見るんだ!いつも見て爆笑してるだろ!これでリラックスできるだろ!!!」
と、何と「中田敦彦のYouTube大学」のHUNTER×HUNTERトークを再生し始めたんです。
もう痛み通り越して、爆笑するしかありませんでしたw
さすが私のパートナー。私が中田敦彦通でありながら、中でも大好物はHUNTER×HUNTER解説なのはお見通し。
陣痛間隔3、4分の中、HUNTER×HUNTERトークは幻影旅団、クラピカvsパクノダへ。
何回もヘビロテしてる回ですが、もう話が面白すぎてほんとに気が紛れました。パートナーにホントに感謝です。
しかし、時刻は5時30分。
もうHUNTER×HUNTERでもどうしようもない程陣痛がひどくなり、さらにはパクノダが自分の命と引き換えに、旅団にクラピカの情報を撃ち込む、というなんとも複雑な情報を陣痛中に脳が処理できなくなり、YouTube消して、病院行くぞ!!!
と、とうとう重たい腰をあげました。
家から病院まで車で10分ですが、マンションの廊下、エレベーターの中、車の中、病院(救急)の入り口、と色んな所で陣痛に悶える恥ずかしい姿を世間に曝しつつ6時に病室にたどり着きました。
そこで私を迎えてくれた助産師さんが男性助産師さん!
彼は助産師健診の時に一度診てくださった方だったので凄く覚えていました。
お互いに、「あー!健診で会ったね」と再開を喜び、彼は子宮口の触診へ。
私が「やばい!いきみたいよ!」と言うと、彼は「駄目だよー。まだだよー。今からいきんでもいいかどうか確認するからあと5時間まってねー」と笑顔でジョーク。
わたしも「無理無理無理無理ー!」と言いながらも彼のジョークにクスリ
。
触診しながら、「すごいじゃーん!もう子宮口7.5cm拡大してるよー!よく家で頑張ったね」ってべた褒めしてくれて
「でもまだいきんじゃ駄目だよーHahaha-」っと、とにかく冷静に、常に場を和ましてくれて。私の応援エールも沢山かけてくれて、いっぱい誉めてくれて凄く嬉しかったです。
彼の素敵な援助の甲斐あって、私の分娩は順調に進みますが、残念ながら彼が勤務交代後20分で娘が産まれて来たため、彼に取り上げてもらう事はできませんでした。
分娩中は私だけじゃなくて、私のパートナーともよく喋ってくれて、女性助産師さんとはあまり積極的に話さないパートナーも、きっと男同士で話しやすいんだろうなーという印象でした。
先日日本の助産師の友達に聞いたところ、日本は法律で女性助産師しか認められていないそう。
こんな素敵な男性助産師さんに分娩を支えてもらったあとなので、日本のその現状に少し寂しさを覚えました。
私は今オーストラリアの大学の看護学部で勉強中です。こちらの看護学生1年目は医療法律の事、看護理論、看護規約についてみっちり勉強するんです。それはもう論文を何十冊読んだことかと思う程。
看護師、助産師がどのようにダイバーシティのある患者さんと関わらないといけないか、看護と看護ではない境界線は何なのか、などなど、凄く細かく学びます。
だからこそ、男性もプロフェッショナルとして助産師で働く事ができるんだなと思います。
その男性助産師さん、出産後も翌日の夜勤で担当してくださって、おっぱい指導もしてくれました。凄いですよね。
私はその男性助産師さんのお陰で、とても素敵な出産を経験できて本当に良かったなと思います。素晴らしい指導のお陰で初産にして、5時間の安産でしたよ![]()
それにしても、なんでこんな職員も患者も女性ばかりの世界で働こうと思ったんでしょうね。理由聞気損ねたねました。
きっと素敵な夢を持って助産師になられたんだなと思います![]()
長いブログになりましたが、すこし変わったオーストラリアでの出産記録、最後まで読んでくださりありがとうございます。