今日
今日も空は蒼いわ
今日も世界は思ったより、穏やかよ
ある町の裏路地で、アライグマがクッキーに手を伸ばし、
ある海の底で、穏やかにサメが泳ぐ
ある農村で、子供達が手づくりのブランコで遊び、満面の笑みを浮かべている
世界はとても悲しいから、
世界はとても温かい
だから、あなたが悲しいとき、私は笑うわ
だから、私が悲しいとき、あなたは穏やかに笑っていてね
そうやって、
世界は今日も、穏やかよ
今日も世界は思ったより、穏やかよ
ある町の裏路地で、アライグマがクッキーに手を伸ばし、
ある海の底で、穏やかにサメが泳ぐ
ある農村で、子供達が手づくりのブランコで遊び、満面の笑みを浮かべている
世界はとても悲しいから、
世界はとても温かい
だから、あなたが悲しいとき、私は笑うわ
だから、私が悲しいとき、あなたは穏やかに笑っていてね
そうやって、
世界は今日も、穏やかよ
出会うこと
おばあちゃん、
昔より恋愛は自由になったよ
だけどそんなものよ
どの時代も、人の思う心は変わりないわ
それはコトバがなかった時代も、
大切な人を思って泣いていたんだわ
ときどきたまらなくやるせない気持ちになるのは、何世紀も巡り巡った、私の中のゲノムが、私の身体に、万物語るから
あなたに出会えてよかった
昔より恋愛は自由になったよ
だけどそんなものよ
どの時代も、人の思う心は変わりないわ
それはコトバがなかった時代も、
大切な人を思って泣いていたんだわ
ときどきたまらなくやるせない気持ちになるのは、何世紀も巡り巡った、私の中のゲノムが、私の身体に、万物語るから
あなたに出会えてよかった
あるひとつ
女はね、夢の終わりが早いのよ
晩年近づく、小説家のように
書き続けるのよ、
絶えることなく
居続けるのよ、
しくこく
枯れかかった薔薇の花びらは哀愁をのこして、
坊やは男に、
あの人がみているのは、薔薇の蕾
そして朝方に戻ってきては、鼻歌まじりに枯れかかった薔薇をいとおしいげに、見つめるのよ
晩年近づく、小説家のように
書き続けるのよ、
絶えることなく
居続けるのよ、
しくこく
枯れかかった薔薇の花びらは哀愁をのこして、
坊やは男に、
あの人がみているのは、薔薇の蕾
そして朝方に戻ってきては、鼻歌まじりに枯れかかった薔薇をいとおしいげに、見つめるのよ