もうブログを放置しすぎていて、突然再開させるのが申し訳なく思うほどなのですが、
放置している間もこんなブログをちらりとでも覗いてくれた方がいらっしゃる事を心から感謝いたします！
今回は今までとテイストが変わってしまいますが、一眼で撮った写真も載せず、最近思う事を書かせていただきますね。
最近、犬猫の殺処分撲滅運動が行われているのはご存知でしょうか？
著名人の方も含め、殺処分をゼロにしようという意見に賛同し、声をあげている方々がいらっしゃいます。
私の個人的な意見ですが、この問題は大阪都構想よりも、消費税問題よりももっともっと早く取り組んでいただきたい件なのです。
私は住んでいる町には野良猫が多く、住宅街なのでこっそり餌をあげている人もいるのですが
それよりも糞尿やゴミ漁りが原因でその存在を毛嫌いする人の方が多いです。
あちらこちらに、「猫に餌を与えないで下さい」の看板や、回覧板がまわっており、
餌を与えた者は非難され、与える事もできなくなり、飢えた猫達はゴミが出せれていればそれを漁り、土が少ない為民家の花壇や庭に糞尿をする。
そう、悪循環なのです。
餌をただ与えるだけは無責任であり罪だとおっしゃる方もおられます。
ですが、飢えた猫が何故そこにいるのだろうと考えていただきたいのです。
そもそも猫が人間と共存する様になったのは、畑や蔵で食料を荒らすねずみを退治してもらうため、人間が飼い始めたのがきっかけです。
人間が猫の特性を利用する為に本来いた場所から連れ去り、殖やし、餌付けした事が始まりなのです。
そうして共存する理由もなくなった後は、野に放したのも人間。
森林を伐採し、草むらを開拓し自然の中で狩りをして生きていける土地を奪ったのも人間。
そして飼いきれないほど個体数を増やしておいて、その存在が迷惑だと殺しているのも人間なのです。
この話では猫にしかふれていませんが、犬も利用した内容が違うだけで、あとは全く同じだと思います。
野良猫は交通事故や不衛生な生活での病死など、悲惨な末路を辿る猫も少ないないので、現代の世の中では野良猫が居る事は決して良いことではないとは思います。
ですが解決策は簡単です。
⚫︎ ペットの対面販売(=ペットショップ)が無くなること。
ペットを飼いたい方は、明日殺されるかもしれない運命にある、もしくは住む場所も食べる物も満足に手に入らない境遇の犬や猫を飼ってあげてください。前者は日本中の保健所に数え切れない数いますから。
⚫︎ ブリーダーという存在が居なくなる事。
命には決してあってはならない流行。この流行を利用して、命をお金儲けの為だけに殖やすのは罪だと思います。全ての人種が同じ人間であるように、雑種や血統書付きなんて関係ありません。それぞれの性格や持ち味に魅力があるのです。
⚫︎ 飼ったペットは責任を持って最期まで可愛がる事。
巷でも一番良く言われてる事ですが、一番できてない事柄ではないでしょうか。そうでなければ殺処分や動物虐待は今までにもっともっと防げたはずです。
花壇が荒されると住む場所が危ぶまれますか？
ゴミが撒き散らされても少し掃除をすれば元通りになりませんか？
人間が嫌がる事なんて、動物達の生き死にの問題に比べれば屁でもない事。
そもそも用を足す場所もご飯に有り付ける場所も奪ったのは自分達だということを理解して下さい。
と毛嫌いする人達に言いたいのです。
書きたい事はまだまだ山ほどありますが、ここまで読んでいただけただけでも、とてもありがたく思います。
少しでも多くの人にこの意見に賛同していただける事を願って、2015年はこういった声を堂々とあげていける人間になりたいです。
どうか近い将来、犬や猫の殺処分がゼロになりますように
今年もよろしくお願い致します。
まとまりの悪い文章にお時間をさいていただき、ありがとうございました。
