電車に乗った。

この日はやけにブレーキが荒い。

というか、めちゃめちゃ運転がヘタ。

 

「きゅっ・・・ギューーー、、、キキッ、キッ・・・」

 

のようにイチイチ小刻みに不要な急ブレーキ入れてくる。

中の乗客はよろよろ、フラフラして改めて手すり持ち替えたり

と、落ち着かない様子。

 

電車を走らせる目的って何だろう?

運転手として働くってどういうことだろう?

 

目的地へお客様を運ぶため

 

が最重要項目でしょうけど、では、運転のプロとして

快適に目的地にたどり着いてもらいたい、とかは思わないのだろうか?

 

社内の温度管理はどうか?

具合の悪い方はいないか?

手すりや座面は清潔かな?

これらは作業分野が違うかもしれないが、

例えば急発進、急ブレーキして、ご老人や小さな子はどうなるだろう、

とかいう想像は働かないのだろうか?

 

 

例えばレストランに行くとする。

スープをオーダーして、「冷めないように」って温めた器で出してくれるところと

食器棚から出したての冷えた器で出されたスープ、どちらに誠意を感じるか?

 

 

私のブログでも「プロとは」っていう感じの内容をたまに書きますが

そういう細部まで気を配れるかどうか、頭がまわるか、という

意識の高さというのも大きなポイントだと思います。

 

「やりゃ~イイんでしょ、」

っていうのは学生のバイト止まりにしてもらいたいですよね。笑

 

その職業に就いたのだったら、とことんその道を極めたらカッコイイのにな

って思います。

 

それは本職だろうが、フルタイムだろうがパートタイムだろうが

関係ないはずです。

 

私の良くいくスーパーのレジの女性で仲良い(というかよく会話する)

方がいるのですが、レジ打ちは断トツ早い、明るい、

レジで長蛇の列にもかかわらず

「1円、2円、、、」って出してる高齢者がいても

とても親切に対応している。

身体悪そうな方のカゴは袋詰める台まで運んであげたり、

心地良い会話挟んだり、

「買い物したらこのレジに並びたい!」

と思わせる自然で温かい接客。

 

彼女は主婦で、パートタイマーなのだが、明らかに能力はトップだろう。

「これぞプロ!」っていつも感心している。

 

本職だろうが、パートタイマーだろうが、

目のまえの事に一生懸命な人って美しい。

「プロ意識」「意識の高い人」は人は美しい。