先日、社会人2年目の男性の生徒さんがこう言った。

「社会に出ると褒められることがなくなりました。そういうモノなんですかね。」 と。

 

なるほど、仕事は出来てアタリマエ、か。

ちょっと良い事しても誰も褒めはしない。

褒めるとしても、必要最小限。積極的な褒めではない。

「ア、わるくないね。」 みたいな。

 

全く持って、働く意欲を削がれる。

日本は先進国のなかでもひときわ生産性が悪いらしい。

こういう事も関係するんじゃないのか?

こんな環境で、更にムダな残業までさせて。

 

アホかと思います。

 

私の周りで 「会社」 や 「組織」 に属してる人の声で多いのは、

いかにムダが多い、くだらないことが多いかって事。

 

国会中継見てても分かりますよね。

幼稚園生並みの会話してる時あるしw

アレは日本人の縮図ですね(苦笑)

 

しかしまあ、

「ムダ多し、くだらない多し、褒めない。」

・・・成長しようがないじゃなか~(笑)

 

私はお世辞は言わないが、良いところはとにかく褒める。

 

Oh---, wonderfulアップアップ marvelousアップアップ

 

だって、私自身も褒められると嬉しいから(^^)

褒められると気持ちが良いから。

 

 

「良いところを褒められて悪い気する人、いないと思うんだけどなあ。

褒めるのなんてタダなんだしさ、それでお互い気分良くなれるんだったら

褒めればいいのに、」 と彼。

 

ほんと、そうだよね。

 

褒められる = 一種の認められる、って事ですよね。

人に認められれば、ガゼンやる気出たりするじゃないですか。

でも中には褒められて、カン違いして有頂天になって失敗するヤツだって

居るかもしれないけど、それはそれだけの力しかなかった、

ってコトでいいんじゃない?w

 

子供の頃は何か出来たら褒められる、という機会も多いが

オトナになったとたん、褒められなくなる。

悲しいですね~。

 

某有名校法学部、TOEICほば満点の秀才の彼。

(彼の名誉の為に言うが、彼が自慢して言ったんじゃやない。

私がやれ学校はどこだとか、英語得意なんだね、とか

根掘り葉掘り聞いたから答えてくれただけですw)

 

「褒められるの、ここ(スタジオ)だけです。」

と、ちょっと照れながら言い残していった彼がとても悲しげに見えた。