コロすけのブログ-悼む人

朝から収録が続きました。

それぞれのスタジオに徒歩で移動すると

ちょうどいいくらいのスケジュールで。

計6キロは歩いたかも。

最後の録音が終わった帰り道

並木通りでふと目に飛び込んできたのが、


「舟越 桂 展」


え、こんな小さなギャラリーで?

以前、広島市現代美術館で彫刻展があった時

ちょうどご本人がいらしてて、

半券にサインを頂いたことがあります。


視線を合わせようとしても交わることのない

どこか遠くを見つめる眼差し。

真っ直ぐでいて、歪んでいる。

重くて、明るい。

そんな彼の彫刻にとても惹かれるのです。

最近では直木賞受賞作『悼む人』の装丁で

おなじみかと思います。


今回は彼のドローイングと版画を

見ることができました。

こういう嬉しい出会いがあるから、

歩くのってやめられない。