どういうこと?
こういうことです…
私が上の娘2人を産んだ産婦人科は、当時としては珍しく、畳の部屋で出産できたり、マタニティヨガをやったり、母乳育児に重きを置いていたりと、とても人気の産婦人科でした。
🟠予約しても2時間押しなんて当たり前。
だけど先生がめっちゃいいオジサンで、その笑顔で待ち時間の腹立たしさも一瞬で吹っ飛ぶのです。
そしてやってきたのが「乳首強化月間!!!!」
これは私が命名。
8ヶ月か9ヶ月目に入ると、乳首を強くするためにひたすら引っ張られる という儀式(?)が待っていました。
やっぱり一人目というのは、旦那以外の人に「乳首」を見られることに当然抵抗があり…それを個室で看護師さんか助産師さんに引っ張られてる私って。
🟠妊娠して分かったよ。
乳首という生き物は、ヘンゲと進化をしていくものです。まず、妊娠と同時にどんどん黒くなっていく。
「あれ?人種変わっていくの?
私、モンゴリアン!!!だけど〜」的叫び声を伴う不安で、先行きを悲観するほど黒ずみを増していき、ピンクがベージュ、ベージュがブラウン、ブラウンがダークブラウンへ。おいおい!
その次は黒だぞ〜
🟣ましてや「内診」という名の……おまたをカーテン越しに複数の人物(先生や看護師数名)に見られ、器具を(冷たくてビクッとする……恥ずかしいよー)
入れられる苦痛に耐えること10ヶ月。女は辛いよ…。
ま、私はその前に独身の頃、肛門を(痔)見せていて、これ以上恥ずかしい恥部はないのだからと自分を鼓舞して頑張った。恥部も辛いよ…。
🟠で、話を戻し、乳首を何度も何度も引っ張られ伸ばされるんですよ。
意味あるのかな?♡と思いながらもされるがままの私。
家でも頑張って引っ張りましたよー、意味あるのかな?♡と思いながら。
🟣それがどっこいしょ。意味があるどころか、もっともっと強化が必要だったのです。
🟣いざ産まれ、授乳を始めると、痛いのなんの。
引きちぎれるかと… 口元には痛みに耐えるためのタオル。
わたしゃタオルをくわえて授乳していましたよ。
🟠外国のレリーフに「母に抱かれた赤ん坊が乳をくわえているもの」があります。
私のレリーフ(そんなの作られはしない!)を作る時は、どうぞ口元にタオルを挟んであげてください。
🟠まるで、ブルボン「シルベーヌ」の上にちょこんと乗っかり、チョコでコーティングされたレーズンのように変わり果てた今の私の乳首。
いつも下を向いていて、それはそれで趣き深い進化を遂げたのであった。