「月で読み解くわたし」シリーズ

 

最後は「宿曜」です。

 

 

 

「宿曜」と呼んでいるのは

 

「宿曜経」のこと。

 

 

 

古代インド発祥で

中国で仏教思想のもとに育ち、

平安時代に、

空海が日本に持ち帰った「密教」です。

 

 

生まれた日の

月の位置で、

その人物の吉凶や運命を占う秘術。

以下の27の宿に分類されます。

 

「昴宿」「畢宿」「觜宿」

「参宿」「井宿」「鬼宿」

「柳宿」「星宿」「張宿」

「翼宿」「軫宿」「角宿」

「亢宿」「氐宿」「房宿」

「心宿」「尾宿」「箕宿」

「斗宿」「女宿」「虚宿」

「危宿」「室宿」「壁宿」

「奎宿」「婁宿」「胃宿」

 

 

宿曜経は、

時代によって、大きく変化します。

 

時の権力者が、民衆を支配するために

都合よく、改変したのですねー。

 

今のような、”安全”は

昔はありませんでしたから

みんな、運頼みで、占い頼りだったのです。

そこを利用したのでしょう。

 

 

時を経て、日本に渡り

 

江戸時代に、戦国武将の間で大流行します。

織田信長は、

宿曜経を好んで戦に活用したそうです。

 

 

そこから、さらに時を経て

日本に、西洋の占星術が入ってきて

「宿曜占星術」へと変化を遂げます。

 

 

その解釈もまた、さまざま。

 

 

どの時代の、どの文献を参考にしているのか?

・・・でも変わってきますので

占星術師によって、ビミョーに

その記述が違います。

 

 

これもまた、さきほどの星座の記事で書きましたが

 

 

お好きなものを、どうぞ(笑)

 

 

「好き」と

 

「出逢い」が、すべてです☆

 

 

 

 

ぎゃー

また、前置きが長ーい。

 

 

わたしは、宿曜の27宿の中で

 

「虚宿」です。

 

 

では、「虚宿」ってどんな人なのでしょうか?

 

 

☆虚宿の才能・性質とは・・・

 

◎夢想家であり、現実思考

◎葛藤

◎直感力

◎洞察力

◎強い感受性

◎辛抱強い

◎ミステリアス

 

簡単に表すと

このような感じ。

 

 

わたし自身の場合、

月相の「満月人+」と

月星座の「水瓶座」でも

充分に、なるほどーと思ったのですが

 

この「虚宿」を知って、さらに

 

「うわ!まだ、あったのか!」

【自覚してない才能】

 

・・・と思いました(笑)

 

そして

ぼんやりとしか解っていなかった自分が

この「虚宿」という才能に出逢って

 

「あ、完成したかも」・・・と感じたのです。

 

 

 

「虚宿」で特徴的なのが

 

「夢見がちなのに、現実を見据える」

 

・・・というところ。

 

 

だからか!!!

 

 

―――と、心の中で、絶叫。

 

 

幼い頃から、

 

メルヘンの世界

ファンタジーの世界が大好き

 

こうなったらいいな

ああなったらいいな

 

今でも、夢想します。

 

 

でも、一方で

 

現実は、こうだから・・・

今の状況は、こうだから・・・

 

 

夢見る少女、で

終われないわけです。

そのギャップに

見事に葛藤していました。

 

 

「虚宿」は、

あらゆる”狭間”に落ちやすい人です。

 

 

「理想」と「現実」

 

「あの人」と「この人」

 

「あっちのグループ」と「こっちのグループ」

 

いろんな場面の、狭間で

苦しむことがあります。

 

 

表面上は、穏やか。

・・・でも、”陰”を感じる。

そんな人です。

 

 

若くして、

”人生の岐路”に立たされる人が多いそうです。

 

わたしも、例外なく、その一人。

 

そして、わたしの周りには、「虚宿」が多く

それぞれ皆が、早い段階で

人生の局面を迎えていました。

 

 

宿曜経の的中率、なかなかです・・・

 

 

 

月相編、月星座編で

”会話形式”での気づきを書いたので

宿曜編も。

 

カナヘイうさぎ→わたし

お月様→月のメッセージ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ショックなうさぎ:「こんな世界がいいな~って憧れて

   現実をみて、よくがっかりする・・・。」

 

お月様:「ドリーマーでリアリストだからね!」

  「それも、才能。」

 

大泣きうさぎ:「どう活かすの?!」

 

お月様:「夢の世界を、現実化させる。」

 

あんぐりうさぎ:「ハードル高いー。」

 

お月様:「そのために、いろんなことが起こる人生になってるよ。」

 

あんぐりうさぎ:「こわっ!それ、なんかコワい!」

 

お月様:「いろんな体験をして、学んで、

   独自の人生哲学を創るんだよ。」

 

ショックなうさぎ:「うーん、そう言えば、幼稚園児の頃から

    ”どう生きるのか”を考えてたよー。」

 

お月様:「すべての体験が、その後の糧になるよ!」

  「人が、”いかに自分らしく生きられるか”を導く

   ナビゲーターの才能があるんだよ~。」

 

カナヘイうさぎ:「なるほど。じゃあ”どう生きるのか”を考えるのは

    才能を発揮するためなんだねー」

   「最初っから、”狭間で悩む”ってわかってたら

    悩んでる自分のことも、許せるし

    次にどう動けばいいのか、わかるかも!」

 

お月様:「あ、そうそう。人に頭を下げるのが苦手だから

   組織は、あんまり向いてない~。」

 

あんぐりうさぎカナヘイびっくり:「う"っ!!!心当たりが!在り過ぎる!」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

はい、こんな感じです。

伝わるでしょうか。

 

 

「虚宿」は、

 

自分の経験を活かして

「生き方」を創り上げる人。

 

その「生き方」とは、

 

「夢を現実化させるための生き方」です。

 

 

全国の虚宿のみなさん!

一緒に乗り越えて、MY人生哲学を

創っちゃりましょうメラメラ

 

 

 

悩んでる時って、

 

辛いのに

 

なんで、

 

「悩んでる自分」まで

責めてしまうんでしょうね。

 

「悩んでる場合じゃない!」

「前を向かなくちゃ!」・・・って。

 

 

そんな、「責め」

 

必要ない!!!

 

 

 

思いっきり悩んで

思いっきり下向いて

飽きるまで考えて

 

 

 

それからで、いいじゃないですか。

 

立ち上がるのは。

 

悩むことすら、才能☆

 

悩むから、解ることって、

あると思います。

 

 

 

 

さてー!

 

3本続けて、

 

「月で読む、わたし」について

お届けしました。

 

できれば、ぜんぶ読んでください♪

 

ビミョーに、話が連結しているので。

 

 

 

 

しゃべり出したら、止まらない。

 

そして

 

書き出しても、止まらない。

 

 

 

もういっちょ

 

「月読みで、”わたし”を知ってから・・・」

 

・・・について、書いてみようと思います。

 

 

 

つづく☆