｢思い通りに行かないのが栽培です｣ 野辺山から望む八ヶ岳
雨上がりの高原は、空と緑のコントラストが鮮やかで、輝くような朝でした。
今朝は、川上村から野辺山に抜けて山梨県の北杜市に入り、八ヶ岳高原ライン、通称“ハチマキ道路”を通って、富士見町に行きました。
川上村で生産者さんに作物の生育の様子をお聞きしました。
すると、先月の半ば過ぎに暖かくなったので、多くの畑でマルチの色を切り替えたものの
、その後の干ばつと低温で生育が遅れ、白マルチに替えた事が裏目にでそうとのお話しです。
なんとも、天候任せ…、難しいものです。
しかし、二作マルチを張り替えずに使うため、二作目にとっては白マルチの方が有利。とすると、どちらかを優先して選ぶことしかありません。
気候とは「すべてに善し」とは行かないものですね。
ハチマキ道路に入ると、色々な大学や東京都の各区保養施設の案内が並びます。
林の間に八ヶ岳が迫り、また消え、次々に風景を変えて進みます。
八ヶ岳の周囲の標高１１００～１３００ｍ地帯をハチマキのように走る道。正式名、山梨県県道１１号。
夏はこの道が高原地帯をつなぎ、この地の魅力を引き出します。
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富士見町に行くと、朝の太陽を浴びた富士山が迎えてくれました。
遠く薄く、その姿を見せる富士山は、鉢を返したような姿。なにか女性的な面持ちを感じます。
今日の目的は、キクの試験処理。
ある病害の病名の限定と、その対策の試みです。
これから定植するハウスの事前処理のために行きましたが、すでに露地に定植済みのキクでひとつの生育現象を教えてもらいました。
正常な生育……
正常な苗を植えたもの
生育停滞……
生育の悪い苗を
同じ日に
植えたもの
「苗半作」と言われますが、
こんなに大きな生育差になり、健苗か、軟弱苗を植えるかで収穫までの生育に大きな違いを見せることを思うと、苗づくりは大切にしたいものです。
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さて、今日のくくりは、気掛かりだった山芋の畝づくり
。
夕方のマルチ張りなので、ピンとしないと思いますが、１１０ｃｍ幅２７ｍ、高畝の畝が出来上がりました。
←こんな感じです。あとは、植えるだけ・・・。
ホッとしました～!
５時発、１９時帰宅、盛りだくさんの一日。
今日も無事に終わります。
明日は何があるかな。また一週間が始まります…
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