「いろいろな"P"が難しくて…危険らしいです」
"ポリ"とか"プラ"とか、次第にその安全性が注目されてきたようです。
「安全性」なのか「危険性」なのか、
危険性と捉えた方が、健康を守ろうとする時に、真剣に考える気がします。
2年前の今日の記事に、⇩マイクロプラスチックについて書いていました。
海水、河川、土壌のマイクロプラスチックを調査するようになり、いずれは空気中に浮遊する含有量まで調べるようになるかも知れません。
そして、最近は、包装・容器中の化学物質が問題化しています。
マクドナルドが2025年までにすべての包装・容器からPFAS(パーフルオロアルキル化合物、およびポリフルオロアルキル化合物)を全廃する発表があります。
2020年8月に「ビックマック」と「ワッパ―」の包装紙からPFASが検出されたことが要因とのこと。
アマゾンも、自社ブランドにおいて同様の取り組みをするそうです。
PFASは4,730種類以上あるそうですが、注目はPFOA(ペルフルオロオクタン酸)と、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)。
何だかみんな「P」が付いて、覚えるには難し過ぎ…。
PFOSは特に注意で、20余年前から規制の動きがあり、野生動物の体内蓄積が認められていたそうです。
これらの自然界での蓄積は、水道水などに入ることがあり、地下水、飲料水、土壌の汚染が気掛かりです。
これから汚泥堆肥の施用も増えそうですが、畑に蓄積する懸念が生まれます。
生まれた赤ちゃんの血液に、化学物質が含まれているらしいですので、人体への侵入は水や食品などいろいろなカタチで進んでいそうです。
「P」が付くものといえば、農業で農薬と一緒に使われる展着剤のPOEA(ポリオキシエチレン獣脂アミン)は、危険といわれているグリホサートの100倍の毒性があるそうです。
どちらも、ラウンドアップに含まれる成分です。
難しいですが、消費者としていろいろな「P」を注視する環境になっているようです。
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