「“日満海底長距離無装荷ケーブル"から今に…」

 

グーグルが日本に1000億円の投資をし、千葉県印西市にデータセンターも開設するそうですね。

yahooの記事で知りました。

日本とカナダの西海岸を結ぶ初めての海底ケーブルを来年開設するとも。

 

記事へのコメント欄を見ると、詳しくご存知な方のがあり、海底ケーブルは「競合が少ない」「利益率が高い」「光通信関係はまだ日本が強い分野」「情報通信の安全保障の観点で重要」…らしいです。

 

 

朝鮮総督府時代に、日満電話建設課に配属されて「日満海底長距離無装荷ケーブル」の布設工事をした祖父の遺品の中に、東海大学創始者の松前重義氏の新聞記事があります。

朝日新聞に1886年8月22日から連載されたもので、無装荷ケーブルや教育者になる過程、政治家としての考え方などが書かれています。

無装荷ケーブルへの日本電気NECの協力と、NECのその分野での発展というウィンウィンの関係も歴史の中にあるようです。

東条内閣打倒運動をした報復で召集され、死地の南方で死線を越えた経験が第1回「東条首相が報復召集」。

最終連載は9月27日第23回「日ソ交流に民間パイプ」というタイトルで、「平和を求めて『環太平洋』の時代へ布石」のサブタイトルがあります。

書いたものから歴史が見えてくるので、この歴史は知っておくべきと思い、朝日新聞社から翌年発行されている単行本を注文しました。

 

終戦後、南方指令部がサイゴンに移転した際、松前氏と祖父は共にそこにいた共通点。

原爆投下直後の広島を調査した松前氏と、広島の電信設備の復興のために広島へ移住した祖父。

そして、終戦時の複雑な東海大学の創立ですが、2回生という扱いで卒業して、長野県初代同窓会長だった父…。

無装荷ケーブルの特許を持っていた松前氏と、布設の技術者だった7歳年上の祖父との縁は案外深そうで、少しずつ探っていきたいと思います。

 

それまで、外国製品に頼っていた電気通信機材を民間の技術革新で国産化に挑戦した歴史を知ると、日本独自の海底ケーブルの技術をしっかり守り、磨いてほしいと願うばかり…。

弱くなった日本に資金が投入されるチャンスは、反面、ここぞという独自の技術だけは流出させない危機管理が必要なときでもありそうです。

 

http://yanenonaihakubutukan.net/2/aiharatyuukeijo.html

 

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