「春に向けての厳しい冬越し…」

 

信州の高原野菜は、お盆を境に育苗の播種を終えます。

そのため、育苗用の培土の在庫は減り続け、この時季になると一旦在庫整理されています。

 

今年、製造されて年越しをする培土は、保管状態や冬季の凍結の影響が出ることがあり、春先の育苗には注意が必要です。

次年度の使用はお勧めできませんが、厳しい信州の冬の保管は、凍らせないようにして軽視せずに使うことが大切です。

以前、農協様で弊社の資材の育苗試験をした際に、前年の培土の在庫を使ったため、大きな違いになったことがあります。

写真の上はハクサイ、下はレタスの苗です。

同じ培土がベースとは思えない生育差です。

 

 

セルリーでも同様なことが…。

春作の育苗で障害が出て、たくさん購入してある培土を使えるようにしたい、というご相談があり、弊社の資材を培土に混合して育苗を続けました。

 

違いは歴然。

購入した培土を使って、1シーズン無事に栽培を続けることができました。

これは、2004年の出来事です。

今も、後継に引き継がれ、お得意様でいてくださるのが有り難いことです。

 

栽培のはじまりでつまずき、収穫まで影響を引きずることほど徒労はありません。

栽培の健全なスタートは培土選びから…です。

 

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