「来年に気持ちが向く、栽培の循環・産地リレー」
来年のセルリー栽培のための育苗用土づくり資材を出荷しました。
来年用の初出荷です。
セルリーの産地は、長野県と静岡・愛知県を主産地とし、他は福岡・香川・千葉県、北海道などがあります。
春から秋の出荷を受け持つ長野県ですが、長野県には二産地があり、春秋作は松本地域、夏は諏訪地域で集中して栽培されています。
この時季から土づくりをはじめる方は、ハウスのベットに山土などを入れ、肥料や土壌改良材を混合して、オリジナルの土づくりをします。
冬でも日中のハウスは気温が上がりますので、有用微生物が育苗用土に増殖…。
15～20cm深にした土に播種したり、ポット用の土に使い、大量の苗を育てます。
育苗にはいろいろな方法があって、それが栽培の腕…。
病害に強い苗にするためには、毛苗➜育苗トレー➜ポット（10.５cm・9cm）や３２穴連結ポットへと２度の仮植をするのが理想です。
できるだけ根の量を増やすと、定植初期の環境リスク（乾湿、病原菌、虫害など）に強くなります。
松本地域では、これから露地とハウスの収穫がはじまり、収穫調査がありますが、
片や、もう来年の準備です。
そして、来年はこの産地の病害に取り組みます。
セルリーではこの繰り返しが２０年になろうとしています。
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