「春作では防除、秋作でさらに確認します」

 

信州では、秋作セルリーの定植が進んでいます。

二大産地の諏訪は、八ヶ岳山麓の高原の気候を活かして夏の出荷も担っていますが、松本地域は春作と秋作の出荷です。

 

この時季、生産現場を悩ませるのは、病虫害の発生です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         

温暖化の影響で、環境ストレスを受けるためか、作物は病害への抵抗性が弱くなっているようです。

昨年、試験依頼を受けた松本地域・安曇野のセルリーの病害対策は、今年、2年目の確認です。

昨年春作で防除効果を得たものの、激発生している別の生産者様の元の秋作は、ハウスが水路の水で浸水し、精度の高い検討にはなりませんでした。

 

 
そして、今年の春作は弊社の育苗用資材の施用で防除を確認でき、さらに確認するため、昨日、秋作の定植をしたところです。
昨年晩秋の収穫で見た症状の様子には、軽度と重度があり、軽度のものは株元をえぐり取って出荷が可能です。(下写真・上側)
地際が侵されても可食部への影響がない事がわずかな救いです。
 
秋作も育苗すべてに育苗用資材を施用し、念のため、昨年試験をしたハウス2棟で、試験区を逆にして圃場施用処理をしました。
原因不明の病害ですが、発生しなくなれば栽培上の問題はありません。
この後、生育を見守り、収獲時の調査になります。
切ってみるまで結果が分からない、今までと違う事例です。
 

 

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