「被害者が加害者になる道のり…」
初めて「一生の不覚」という言葉を知ったのは、中学2年生の時でした。
同年の男の子が、自分が失敗したと思ったことに対して使ったもの。
何だったのか、すっかり忘れてしまいましたが、ずいぶん背伸びをした言葉のインパクトが強くて、「彼=一生の不覚」の印象が今に続いています。
「一生の不覚」。
人生には、思い通りに行かないことがたくさんあります。
不条理も理不尽も、負の連鎖も運命の悪戯も、人生の試練として存在します。
いろいろなカタチの「当事者」がいて、比べることのできない不幸(幸せだと思えないこと)があります。
被害者意識が強くなり、自分を“被害者”に押し込めてしまうと、他者との比較や阻害感が生まれがちです。
被害者が攻撃的になって一心に行動することで、”加害者”になり、…そこに被害者が生まれる。
安倍元総理とのお別れの日…、夫人の想いに心が向きます。
亡きがらに頬ずりをされてお別れしたという報道に、胸が詰まります。
被害者だった人が、思考の闇に囚われ、取り返しのつかない犯罪の加害者になり、自らの人生を追い詰める行為。
攻撃の達成感の高揚から覚めた時、目の前の現実は…。
いつか、この悪夢のような行動が「一生の不覚」と気づいてほしいです。
そして、この大事件が「宗教と金」「危険物の販売」「SNSの内容規制」などの議論への契機になりますように。
未だ、信じられない想いでいますが、
たくさん播かれた種が、必ず芽を出すと信じて…、
安倍元首相のご冥福を心よりお祈りいたします。
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