「調査が終わると、処理は保存食に」
昨年は、作物の病害防除試験を数々行いましたが、防除の状況と併せて、硝酸イオン含量を調べました。
窒素肥料が多いと病害になりやすい、といわれますが、硝酸値のデータを残しておいて、病害発生との関連が見られるかを検討します。
ホウレンソウ、セルリー…、どれも野菜の中では硝酸値の高い作物です。
ホウレンソウでは「萎凋病」の発生がなく、セルリーは「萎黄病」を軽減しましたが、今年もデータを増やすためにアンテナを向けておきます。
以前、減肥低硝酸栽培の正式な試験の取り組みをした際には、葉と茎を均等にすりおろした厳密な調査を行い、数百株のデータをまとめてきました。
昨年11月は、安曇野のセルリーの調査をし、先日は産地リレーした冬の産地・愛知県産を調べてみました。
一番長い第一節間の2cm位を搾って測る、簡易調査です。
栽培の現場と、調査結果を見続けてくると、やはり、硝酸イオン含量は低い方が、光合成が円滑に行われて健全な生育をし、味もよいと思えます。
調査で残ったセルリーは、食べきれないので加工で保存…。
秋に残った調味液をもう一度煮立てて、漬け込んであります。
日持ちするので、しばらく愉しめそう…。
さらに残った調味液には、ダイコン、ニンジンのいちょう切を漬けました。
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