「7月中に抑えられれば、順調に収穫」

 

農業の現場は、この時季にステージが変わります。

今日は、レタス栽培日本一の産地、川上村に行き、いくつかの用事を済ませてきました。

 

高原の産地は、レタスやハクサイ、ブロッコリーなどの育苗がお盆で終わりになります。

ここ数年、暑さが厳しく、潅水も多くなるため、育苗時には培土や潅水量でいろいろな現象があり、畑の生育でも病害や生理障害などが起きているようです。

今日は、他産地のお得意様がお使いの窒素量が少ない培土をお届けし、試験をお願いしてきました。

窒素は少なくして、弊社の資材を多く混合し、病害対策を強化する試みのスタートです。

今年はまず、育苗の様子の検討から。

 

産地でお話を伺うと、今年の病害の発生状況を収集できます。

毎日続いた梅雨の多雨は、育苗にムレを起こしたり、畑ではレタスべと病を多発させたりしたようです。

 

 

病害の発生は、時季が大きく影響し、ナス半身萎凋病も梅雨が終わるとひと息つきます。

ナス半身萎凋病を引き起こすバーテシリウム菌は、春と秋に活性が高くなる病原菌とか。

一般に農業の現場では、ナス半身萎凋病は発生したら抜き取り、回りに広がらないようにするのが栽培指導です。

 

しかし、弊社の確認では、資材で手当して回復に導くと、7月末くらいで完治になるのが通例化しています。

今年も、5株順番に発病して、順次回復のための処理をし、梅雨明けには実が採れはじめました。

花が付かなかったくろわしナスも、たくさんの花が咲き、小さな実が着きはじめました。

これで安心…!

回復までの道のりを今年も確認できて、安定感に安堵です。

 

 

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