「土壌汚染を減らすのが好気性微生物」
ひと月前の取材から、さまざまなやり取りをした記事が地方紙に掲載され、一段落という感じ…。
私的なテーマなので、仕事には結びつかないことに、周囲からはブーイング(笑)。
思いがけない発想の言葉から応援してくださる気持ちがダイレクトに伝わってきて、感謝です。
改めて、仕事をがんばろう、っと切り替えです。
さて、先週、ニュースになった残留農薬の問題…。
春菊から基準値の180倍の農薬「イソキサチオン」が検出された、というものです。
原因は誤散布で、タマネギ用に使う農薬だったとか。
基準値が0.05ppmに対して、9ppmが検出されたそうです。
有機リン系殺虫剤による虫の正常な神経伝達機能を阻害する効果で、人が過剰摂取すると、よだれが垂れる、嘔吐(おうと)や失禁を引き起こすなどの症状になるそうです。
食品安全委員会農薬専門調査会による農薬評価書によると、毒性について様々な試験を行い、安全性を調査しています。
施用法による調査では、根部への施用は吸収が遅く、地上部への移行は微量なのだそうです。
土壌での分解の試験では、滅菌土壌ではわずかの分解ですが、好気的条件下(好気性菌が好む)では、処理から35日間に1/13(99.4%TAR→7.5%TAR)になるそうです。
人間の腎臓や腸内細菌の働きに似ていますね。
好気性の有用微生物が増える資材のメーカーとしては、役立てたい調査データです。
※%TAR…総投与量
%TRR…総残留放射性物質濃度
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