「三つ巴で考えた夏秋の日々」

 

NHKの朝ドラ「エール」が最終回となった週を終え、11月は明日で終わろうとしています。

新型コロナ感染症対策の日々とともに進行してきたドラマには、今の暮らしにオーバーラップする想いが多く、涙や笑いをチカラに代えるエンタメのすばらしさを確認していました。

戦時下でどん底に居た人々が立ち上がる姿には、コロナ禍で悲痛な日々の人々にエールを送るメッセージ性を感じました。

 

一昨年、祖父の遺品を手にしていたことから、私的にはインパール作戦への想いが強くあります。

命を軽視した無謀な作戦として歴史に遺るインパール作戦…。

その鮮烈な描写は、反戦への想いを改めて強くするものでした。

同時期に観たNHKスペシャル「戦慄の記録インパール」の再放送も衝撃でした。

牟田口司令官のお孫さんが、遺された資料を公開されたことで、新たな真実も伝えられたとか。

 

国会図書館では、昭和29年から政治史に重要な役割を果たした人が体験を語り、それを録音で記録する事業がはじまったそうです。

その内容を、本人の死亡後33年間は公表しないという条件で…。

 

戦いが続いた時代にあった、誰もが知る「兵糧攻め」という作戦が、後の時代のインパール作戦で食糧確保の判断に役立っていないことが残念です。

歴史は、時の経過と人の代替わりで、遠い人ごとになってしまうようです。

 

インパール作戦に進む前のビルマで、南方総軍電政隊長としてインフラ整備をしていた祖父が、あの戦争の中で何を思い、戦後、どんな思いで生きていたのか、知りたくなります。

真面目にコツコツ働く技術者…、私にはそんなイメージの人。

 
コロナ禍にある今、「経済」「自粛」「自己実現」をバランスオブパワーで考えることに人それぞれの温度差があります。
置かれた環境の中で、どう生きるか…。私たちはいつも問われています。

 

国の政治と国民、そしてマスコミは、戦争でもコロナ禍でも、どこか似た関係にある気がします。

組織は行動に対する責任の在りようが曖昧です。

「歴史や人から学び、考え、行動する」…仕事も自己実現もしばらくこれを続けてみます。

 

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