「現実に起きたこと…なんです。」

 

3月6日公開の全国ロードショー「Fukusima50(フクシマフィフティ)」を観てきました。

自粛期間を挟み、長い上映でしたが、ここで放映最終日になりました。

久しぶりの映画館・・・、「観なければならない」そんな想いの映画鑑賞でした。

 

仕事終わりで、上映開始後に入場。

東日本大震災の津波が押し寄せる重々しい空気の中に身を置きました。

フィクションではなくて、これは真実。

現実に起きたことだと思うと、映画を観る気分ではなく、ずっと体の芯が押しつぶされるように重く、涙が出ていました。

 

 

原発は人が働く環境なのでしょうか。

近年、「環境と人にやさしい社会に・・・」といわれ、様々な運動が啓蒙されています。

SDGsもそのひとつです。

原子力発電・・・。

“環境にやさしいにエネルギー”といわれても、そこで働く人に対してのやさしさを感じられません。

 

パンフレットに、「映画だから語れる、真実の物語」というコピーがあります。

真実はあまりにも大きく、言いようのない想いを残します。

真実の物語があり、これは次の行動を生み出すものなのか…。

 

本当に不思議です。

もし、原発事故の被害を自分事に感じたら、もう危険な原発の存在を無くしたくならないのでしょうか。

コロナ禍も加味すれば、もっと深刻な想いになります。

あの事故はひとつの出来事でしかないのでしょうか。

過去の想定外の出来事で終わるのでしょうか。

 

2011年。あの日から10年、という年月が近づいてきます。

人災、自然災害・・・津波、河川の洪水、土砂の流出などで危険物が生活圏に混入されています。

今起きていることに想像力を働かせて、“人にやさしい環境”を考えなければならないという想いを残し、「この映画は何を変えられるのか」…やるせなくなります。

まだ、フクシマは癒えていない今。

 

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