「映画と講習会で得たもの…」
晴天の爽やかな週末…。
湿布中の右手は、負担の掛かっている人差し指の方が痛くなってきたため、安静を保つために「映画」と「講習会参加」で過ごしました。
上映スケジュールを調べ、終盤のため一日一回になっている「私は、マリア・カラス」の映画を朝から観ることに…。
「マリアとして生きるには、カラスの名が重すぎるの」をキャッチコピーに、オペラ歌手「マリア・カラスの生涯」を彼女の真実の告白として映画化したものです。
没後40年に発見された未完の自叙伝と、3年かけて収集した400通におよぶ友人への手紙、観客が撮った映像記録などで構成されたドキュメンタリー。
プロとして完璧を求める姿と、女性として結婚・出産を望む心とで揺れる、54年の生涯の“真実の告白”です。
語りの中にあった「学び、苦しみ、成長し、成熟する」という言葉が印象に残り、帰宅後、公式サイトを見ていると、女優の萬田久子さんもコメントに書かれていました。
努力の人だったマリア・カラスという人を知り、高みへの自分磨きの人生と、エーゲ海への散骨を望んだ、その想いに共鳴しました。
そして、午後は、小諸図書館の催しのふれあいサロンへ。
ちょうど他の図書館からお借りした本が届いた知らせをいただいたタイミングで、「野菜の栽培講習会」に参加することにしました。
農業関連の出版社、農文協(農山漁村文化協会)の関東甲信越支部の講演で、毎年、各地の図書館などで開催しているようです。
どんな内容になるのかは予測できましたが、参加者や雰囲気に触れたり、どんな生産を対象にした話なのか興味がありました。
日常の中には様々な企画があります。
人それぞれ、興味のある内容は変わりますが、その為に行動することは有意義です。
いわゆる自分磨き…。
「自己実現を目指す」「自己啓発に励む」などの言葉は、人生の長期ビジョンの行動指針になります。
マリア・カラスの生涯や、講習会への参加者の皆さん…、人の生き方からチカラを貰っています。