「ありがとう」

乾かすと振り向いて笑った

子供みたいだ、でも違う不思議な感覚


初めて彼の存在を知った時もこの笑った顔だった

それまでも多分何度かすれ違いの仕事はしていたと思うけど目を開けながらも何も見えていなかったと感じる

たまたまkのいる事務所に入って顔を上げた時
彼の笑った顔が視界に入ってきた時の高揚感

ミルク色、何度も使っているこの表現

背景がミルク色で彼の周りあちこちに無数の小さい花火が咲いている感じ

輝く表情
柔らかく人を惹きつける笑顔

こんなに可愛い男の子いるの?

そう思ったのを良く覚えている