もう夏も終わろうとしていた
仕事の打ち合わせでKも交えた数人で外でお茶しながら
仕事の話はスムーズに終わりもうすぐ15時を回る頃だった
「俺昼何も食べてないんで何か軽く食べてから帰ります」
Kがいつもの早口で言った
「それなら私も食べていこうかな一緒に食べよう?」
私は積極的に明るくKに話しかけていた
「あー一緒に? つきあってくれます?」
Kは笑いながら仕事の話も終わったリラックス感もあり明るく答えてくれた
他の人達は帰って行き
そして二人分のオムライスが運ばれて来た
「あれからずっと会わなかったけどどうしてました?」
「まいにち真面目に仕事してたよ〜」
明るい会話が続いた
とても自然に
食べ終わり2人でお店をでるとポツリと冷たいしずくがあたり、みるみる内にそれは早く大粒の雨に変わっていた
「え?降ってきたよ」
私の部屋の近くだった
「すごいぬれちゃう」
2人でだいぶ雨のシャワーを浴びてしまった
「うちで雨やどりしてく?」
私はKを躊躇もせず誘っていた