最近のkについては少し気がかりな部分があった、仕事上で。

まだ若い経験だから大丈夫?という心配も同じ繋がりの業界にいるからあった老婆心。
私の中での無事育ってくれという思い

少しつまづきながらも渡って来たまだ数えられる範囲の仕事の数
それでも目の当たりに実感出来る相手の成長はうれしくもあり感嘆に浸る瞬間を与えてくれるkを仕事仲間として愛しくもあった

それに加えて柔らかく美しい容姿

ここだけの話時々見惚れる時もあったけれどそれは恋愛感情というより、美しいフォルムの彫刻を眺める感覚と似ていた


他の人は運転手を抜かして爽やかな泡で酔っ払っていたから、お酒にあまり強くないkと私しか席を立たなかった

「じゃ行ってみようか?」

私は立ち上がるとkは後ろから着いて来た