皆さま、

 

マスクやトイレットペーパー

買い占め

問題になっていますが…アセアセ

 

ここ数週間、

好奇心や研究の一環から

メルパト(メルカリパトロール)

をしております。

(写真は、昨秋に

メルカリで講演させて頂いた

際のお写真ですキラキラ

 

そもそも

私うしくぼ、昨年8月

 

なぜ女はメルカリに、

男はヤフオクに惹かれるのか?

光文社新書/

田中道昭教授との共著

 

という本を
書かせて頂いたことや、

 

(おかげさまで、たちまち

増刷になりました!

ありがとうございます)

 

もともと、メルカリの

ヘビーユーザーであること

などもあり、

 

今回の問題が起きてから、

日々、メルパト等で、
(ヤフオクやラクマも見てます)
 
マスクやトイレットペーパーの
出品状況を見ておりましたキラキラキラキラ
 
(その状況は、この記事の
最後に書いておきますね!)

 

 

…そもそも、

買い占め」は、必ずしも

日本人の品格や道徳感が

ないからということだけでは

ありません!

 

(一部の転売業者は、

もちろん除く)

 

…というのも、

 

これだけだと

分かりにくいかもしれませんが…
(私うしくぼの、講演用スライド)

マーケティング的に

言いますと、

 

何かが欲しい!

という、人間の

消費のMotivation(動機)

の元となる「動因」は、

 

「欲しい」

「でも手に入らない」

 

といった、自己意思の
Conflict(衝突)
によって

誘引・増長されます

 

(少し違いますが、

不倫」の源泉となる

カリギュラ効果」も…)

 

今回の場合、まさに

その状況ですよね!

 

事実関係の流れ

下記の通りですが…

 

(ここは、ご存じの方は

飛ばしちゃってください)

**********************

■2月1日ごろ

 

=ドラッグストア店頭から

マスクが消え、メルカリ等で

「転売」始まる

■2月4、5日ごろ

=「メルカリ」と「ヤフオク」
が、利用者に対し、

常識的な範囲での出品

や購入を求めるよう通知

 

⇒が、高額なマスクを

買い求める人たちが殺到

■2月12日

 

菅官房長官が

「マスク供給、週に1億枚見通し」

だと会見  

 

(だが解消されず、

情報の信頼性が揺らぐ 

再び買い占め加熱

 

■2月26日
 

=公正取引委員会が、

マスクの抱き合わせ販売に警鐘


■2月29日

 

=経済産業省が、

フリマアプリや

オークションの運営会社に、

3月14日以降は

出品を自粛するよう要請

**********************
そして、

注目すべきは、この後です!

やはり、

2月29日ごろから、

 

フリマアプリの

高額出品者のコメント欄に、

 

利用者から

「やめましょうよ」

「通報しますよ」等の

書き込み相次ぎました!
 

■そして、同じく

2月29日ごろから、

 

今度は、一部の出品者

少しでも

困っている方に

届きますようになどと
      

利幅の薄い
(儲けがないどころか、

ヘタすると送料分ソン!)

 

出品をするケースが

相次ぎました!

 

※もちろん、一部は

攻撃性の強いコメントや、

 

高額出品が禁止されたため

「小分け」にするという、

自己都合の現象も

ありましたが…

 

これは、

著名な、Maslow(マズロー)の
Hierarchy of needs

 

いわゆる「欲求5段階

(現在は、「7段階」にUP)

1.Physiological needs
2.Safety needs
3.Social needs
4.Self-actualization
5.Esteem
 
(この図が分かりやすいかも)
(出典:モチラボ)
https://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html
 

で言うところの、

4、5段階目、

 

すなわち

■「尊厳欲求」

他者から認められたい、

尊敬されたい、

 

そして

「自己実現欲求」

=望むような自分(人間)

になりたい、

 

といった、
高次の欲求であるように
思うのです。
 
 
…アメリカの西海岸、東海岸
に住む友人や知人にも
確認しましたし、
 
CNNやNHKの国際報道でも
見ましたが、
 
この買い占め」状況は
日本のみならず、
欧米でも深刻な社会問題
になり始めている、とのことアセアセ
 
…ですが、
少なくとも、一部の方々の
こうした高次の欲求が、
 
ある段階から
社会でも顕在化して、
ある程度落ち着く時が来る
 
と信じておりますキラキラキラキラ
 
…ただし、
マスクが医療現場から
枯渇しないためにも、
 
ある程度、何らかの形で
政府が関与していくことは
重要かもしれないですね。
 
(中国はともかく、
 
台湾でも、既に
このような動きも…!

https://www.j-cast.com/2020/03/03381182.html?p=all


※86%が「政府の対応に満足」

と答えているのも、

注目すべき点です☆