私自身、情報&報道番組に

出演している立場ではありますが…

 

今回の、

大津の痛ましい事故に関する

一連のマスコミ報道には、疑問です。

下記は今朝、【キックオフ関西】の
空 智浩 (Tomohiro Sora)さんから
教えて頂いた、事故直前の

グーグルストリートビュー。

これを見る限り、

保育園側にはまったく落ち度が

ないですよね。

 

…「一瞬で未来が奪われた」。

 

先日、池袋の暴走事故で亡くなった

ご遺族が、振り絞るように

吐かれた言葉です。

 

誰にでも起こり得る、

でも取り返しがつかない。

どれほど哀しく、悔しい出来事か…

 

今回の事故も、まさに!

暖かい日中、可愛い子たちを

保育士さん達がお散歩させている最中、

 

一瞬で子どもたちの

「未来」が奪われました。

 

にも関わらず、まず会見で

「園を責めるような」質問攻撃。

同じ内容でも「言い方」がある。

あれは言葉の暴力です!

 

では、どうすれば

こんな痛ましい事故を防げるか?


あくまでも、

【マーケティング】の立場での

見方なのですが…
ぜひメーカーさんとも、実現可能性

を話してみたいと思います!

 

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1、なぜ今回の交差点に、
ガードレールまたはポールが
立てられていなかったのか? 
 

=自治体の予算配分は

「安全ファースト」「命を守る」が

優先されるべきだと、私は思います。

 

それでもプライオリティ順位として、

あの交差点は低い位置づけだった? 

 

…ビッグデータがあるのですから、

少なくとも今後は、

過去のヒヤリハットや事故件数から、

適正な優先順位を割り出せるはず!

 

 

2、運転手サイドの過失検証と

事故防止策の徹底

 

=今回のようなMAP、ドライブレコーダー、

あるいは周りの目撃証言とともに、

 

よく言われるのが

「自動運転」の早期導入です。

 

…ただ先日、「ウェークアップ+

でも申し上げましたが、

 

自動運転は、万能ではありません。

 

「道行くクルマの全てが、

レベル5(完全自動運転)になる日」

までは、

 

「人の手足とAIが混在する」状態での

運転を、

全てのドライバーが強いられます。

 

…以前、某自動車メーカーに

ご取材させて頂いた際、

難しいのは、人間が生来

「怠け者」であることだ」と仰ってました。

 

レベル3の段階でも、

「たぶん大丈夫」となると、

人間は注意力散漫になる

 

これはある意味で、

いま以上に「怖い」状況が発生する

可能性も秘めています。

 

=一方、私は「健康診断」と同様、

「ドライブ診断」ができるはず

だと思います。

 

いまはアップルウォッチで、

歩いた距離と共に、心拍数や健康状態も

分かりますよね。

 

運転でも、一部のタクシー会社が

導入しているように、

「最近あなたの運転は、

注意力散漫になっている

(急発進、急ブレーキが増えた)」や

その逆など、

ドライブ診断ができるはず。

 

また人によって、

「月曜日の朝がヤバい」とか、

「自宅に近づいた直後がヤバい」

など、傾向も見られるはずです。

 

…ぜひその辺りも、メーカーさんなどと

実現可否について、今後

お話ししてみます。

 

とくに後者は、

さほどコストをかけずに

実現可能なのでは?とも。

 

…いずれにしても、

ほんっとうにこんな哀しい事故は、

二度と起こしたくない!

一部のマスコミも、改めて

報道の姿勢を問い直して

頂きたいと思います(私も含めて…)