さて、福島原発の視察
ご報告が遅れて

申し訳ありませんでしたっあせる



前々回、福島の街の様子や
福島原発にて講演させて頂いたこと、

について
書かせて頂きましたが、

 

今回は、原発内を
バスにて見学させて頂いた

ときの様子を、
ご報告させて頂きますsei


…その前に。
数日前、某テレビ番組

コメントさせて頂いたとおり、

私が福島に伺った際には、

TOKIOの方々に、

元気を頂いてるんですビックリマーク

と、笑顔で仰る方に
何人もお会いしたので、


今回の
同・元メンバーの山口達也さん
が起こした事件については、
驚きと、悔しさと、憤りを

感じざるを得ませんでした汗

(私も、NHK‐Eテレの

Rの法則」で、3度ほど

共演させて頂きましたが、

その限りでは、テレビで

拝見する以上に、周りに気を
配られる方で、よもや
想像だにしませんでした
汗

…でも、番組でも

コメントさせて頂いた通り、

今後は、キチンと病院で
自分自身と向き合って、

「人として」復活、復興を

果たすことが

山口さんに課せられた使命なので、

ぜひ、福島の皆様のためにも
真摯に
治療に専念して頂きたいですビックリマーク


…というのも、

それほど、福島の原発周辺
まだまだ、大変な状態が
続いていました汗



…で、すみません。

ようやく本題です。

3月の講演終了後、
原発内をバスsei
見せて頂ける、ということで

(事前申請が必要なので、
1か月ほど前にお願いしましたが)


まずは会議室で
敷地内のレクチャーを受け、

そのあと、こうした
専用ゲートをくぐり、

(↑「産直ドロつき通信」さんのブログより)

http://o-emu.net/blog/sanchoku/archives/172.html


用意して頂いたバスに
乗り込みましたあせる

…さすがに、事故直後は
惨憺たる状態だった現場も、

 

いまや、このように↓



手をつけられる部分は、
↓随分と改善が進みましたが、


(建屋全体を、かまぼこ型の
カバーで包んでから
作業に取り掛かる、3号機。

間近で見ると
「よくあそこに乗せられたものだ」
と、驚きます汗

 

それでも、
あまりに放射線量が高すぎ
近づけない現場や、

ご存じのとおり、燃料棒が
溶け落ちてしまい

ロボットで作業するも、
思うように進まない部分もあるほか、

津波で、がれきがひどく
押し寄せた建屋の「裏側」
は、この状態で↓


津波の到達箇所
にも、このような爪痕が汗

なんと、17メートル!

こんな高さまで、津波が
襲ったなんて
直に見ても、まったく

信じられません汗

そんななか、

復興を進めるにあたっては、
様々な学者による説があり、

 

「どれを採用するか」では
非常に難しい議論を

経なければならない、

といったお話もあせる

…ただ、廃炉作業には


私たち国民の税金も

すでに1000億円以上、投入

されている、

との報道もあり、

現場で働く皆さま
日々のご苦労は、重々感じつつも、

一方で、上層部に対しては

「そりゃ当然、しっかり議論
して頂かないとビックリマーク
との思いもあります。

たとえば、私も
バスで近づいて拝見しましたが、

建屋周辺の地中を凍らせる
凍土遮水壁」 のシステム。

これについても、
報道通りであれば、

300億円以上の国費が投じられた
わけですから、

その後の状況などについて、
しっかり情報開示して頂き、

我々もウォッチングし続けないと
ダメですよねあせる

…ただ、現場の皆さま
大多数は、

あの敷地内で、
本当に強い使命感をもって
働いてらっしゃって、

事故から3年以上経って
大型休憩施設」が完成し、
(2015年)

そこに、光が差し込む
アトリウム」ができたとき、


皆さん、

「一筋の光が見えた!
と、わずかながら
笑顔を見せたそうですあせる

また、
さらに1年後(2016年)には
休憩施設の2階に、
ローソンもオープン黄色い花

ジュースやコーヒーなどを、
いつでもフツーに飲めるように

なったことで、

わずかな「癒し」も
感じられるようになった、とのこと。

(ただ、原発敷地内から
「缶」類は、外に持ち出すのが
困難なため

缶コーヒーなどは置けません
汗


…ちなみに、

一番の売れ筋は、何ですか?」

と伺うと、

「シュークリームなど
スイーツですラブラブ」とのこと

圧倒的に男性が多い職場でも、

やはり「癒し」を求める
のでしょうかはてなマーク

 


…以上、まだまだ
お伝えしたいことは山ほど
あるのですが、

 

今回は、ひとまずこの辺りで…。

最後に、今回の視察に
ご協力くださった、
福島の皆さま、東電の皆さま


そして、お読み下さった皆さま

本当にありがとうございましたビックリマーク