先日、お笑い芸人のマシンガンズ滝沢さんの講演会に行ってきました。

滝沢さんはお笑い芸人でありながら、ゴミの清掃員を長年続けられている方。

「ゴミの清掃員あるある」や、「良い分別•悪い分別」の話、「このままゴミの量が減らなかったらどうなる？」などの話を笑いを交えながら話されていました。

今日はそのお話です。

•ゴミ汁ってなんじゃ？

•ゴミ清掃員の人が自分の家族だったらと考えると、分別の仕方も変わってくる

•4つ目のR

ゴミ汁ってなんじゃ？

ゴミ汁…めちゃくちゃインパクトのある名前です。

ゴミ汁というのは、ゴミの中に混じっている生ゴミなどの汁のこと。

清掃員の方の間では、このように呼ばれているんだそうです。

ゴミ袋の中にゴミ汁が混じっていると、どうしてダメなのか？

ゴミは収集車に集められますよね。

収集車の後ろにゴミ袋を入れる時、回転板や圧縮板でゴミを小さくしながら中に押し込んでいきます。

この時に袋の中に汁が残っていると、プシャーっと汁が車の外に飛び散ってしまうことがあるそうです。

その時、その強烈な臭いのゴミ汁が清掃員の方に当たることもしばしば。

そして、その時に歩行者がいたら、

ゴミ汁が当たらないよう、清掃員みずから盾になってくださっているのだそうです。

ひええ。

なんとハードな仕事！

ゴミ清掃員の人が自分の家族だったらと考えると、分別の仕方も変わってくる

もしこのゴミ汁が自分の家族に当たったら、ちょっと悲しい。

いや、かなり悲しい。

清掃員の人が家族だったら…と思うと、分別のやり方も変わってきます。

・生ゴミは汁が出ないように水分をしっかり切る

・危険な物は新聞紙などでくるんで出す

・ゴミ袋がほどけないようにしっかり袋の口をしばる

こんなことができそうです。

ゴミについての3つのRって知っていますか？

Reduce（リデュース）…ゴミを減らす

Reuse（リユース）…繰り返し使う

Recycle（リサイクル）…正しく分別する

マシンガンズ滝沢さんがおっしゃっていた4つ目のRは

“Respect（リスペクト）“…敬意を表する

ゴミ清掃の人が自分の大切な人だったら…

そんな思いが詰まったリスペクト

良い言葉です。

ゴミは出した後にも続きがあります。

たくさんの人の手が関わっている。

「自分にも大切な人がいるように、

ゴミ清掃員の方を大切に思う家族がいる」

そんなことを思いながら分別すると、今までとは違ってくるかもしれません。