『イシノマキにいた時間』初演から2年。
あの東日本大震災からも2年以上の時間が経ったわけです。
人間、忘れてしまうのは仕方がない。
忘れることが出来るのは必要なことだからね。
だけど、忘れても思い出さなくちゃいけないことがある。
現在
あの被災地はどうなったのだろう?
被災者のみなさんはどうしているのだろう?
決して復興がなったわけじゃないし、
まだまだ問題は山積みなのに、、、、もう終わった気分の人が多いんじゃないかな。
ボランティアが偉いとは思わないけど、
ボランティアは凄いと思う。
この芝居を作り上げ、実際に被災地で暮した福島さんと石倉さんだから言えるセリフだ。
「いしのまきのあさ」というテーマで写真を撮り続けているカメラマンがいます。
その写真はものすごく静か。。。
その日一日、何が起こるかわからない毎日の始まりは、あくまでも静かで美しいのです。
写真に収められた人々の笑顔を見ると涙がでます。
どうして人間って、こんなに強いんだろう!
この力はどこからくるんだろう!
今現在、毎日の環境に、かなりへこたれてる自分がいます。
きっと へこたれてるうちは自分に甘えてるのかもしれません。
本当の地獄を見た人は強くならざるをえない。
私はまだまだだ。