一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは?
一粒万倍日は何事をするのにもその成功を願って事始めに用いられる日です。『令和6年神宮館高島暦』によると「一粒万倍」とは稲のモミを用いた例え。一粒のモミもまいておけば、万倍のモミをもった稲穂になるため、 わずかのものでも時が来れば増えて多くの数を生み出すことを意味しています。特に新規事業を始めるときや、金銭に関すること、あるいは物を収納することなどを、この日にすると効果があるとされています。 その反面、 この日に人から物を借りたり借金したりすると、あとで苦労の種がますます大きくなるそうです。
天赦日(てんしゃび)とは?
天赦日は、一年の暦の中でも最上の大吉日とされています。『令和6年神宮館高島暦』によると、天の恩恵に預かることができ、何の障害も起こらない日とされています。ことに婚礼には最大吉日で、 そのほか、開店、新規事業の開発、発明、研究結果の発表などには最良の日だということです。
寅の日とは?
寅の日は「金運招来日(きんうんしょうらいび)」と言われており、お金に関して縁起のよい日とされています。群馬県前橋市の産泰(さんたい)神社の公式サイトでは「寅の日」について以下のように解説しています。「その昔、七福神の一柱であり財福の神様である毘沙門天が初めて出現したのが、聖徳太子の時代『寅の年の寅の月の寅の日の寅の刻』であったといわれています。そのため、トラは毘沙門天の遣いとされ、そのご縁にあやかりトラは金運アップにつながるといわれるようになりました」