ホロスコープに出てくる小惑星の中でも

よく聞くのは『キロン・セレス・パラス・

ジュノー・ベスタ・リリス』でしょうか?

 

私自身も普段あまり小惑星は重点を置いて

見ていないのですが、個人天体やアングル

にコンジャンクションしている場合は注目

して解釈するようにしています

 

私はこれらの小惑星が特別目立つ位置に

ないので、あまり強く出ないと思います

 

 

さて、今日はパラスについて考えてみます

パラスは火星と木星の間にある小惑星で、

代表的な意味としては知恵や創造性、また

両性具有的な意味も持つので、ジェンダー

に関する考え方なども表したりします

 

男性性と女性性の調和という意味で言えば

純粋な愛情そのものも表しているようです

 

現代では、女性の社会進出も進んでいます

そんな中で女性であっても男性と同程度に

働きながら、家庭を持っている人ならば

妻や母としての側面も併せ持っていますね

 

つまり、昔よりも男性的な面を使いながら

うまくバランスを取る必要があるわけです

 

男性性と女性性そのものは火星と金星で、

誰の中にもありますが、パラスはそれらを

統合した姿というイメージだと思います

火星と木星の間にある惑星ということで、

男性性を社会的にうまく使う感じでしょう

 

こんな風に書くとものすごく壮大になって

しまいますけど、単純に中性的な事を表す

というパターンもあるような気がします

 

今回は自分を例に出せないため、他の人の

チャートを見てみたら、アングルに重なる

人が数人見つかりました

 

そのうちの2人は友人と娘で、どちらも

ディセンダントにパラスが重なっています

こういう場合は、パラスが強いタイプが

周りにいるか、そういう環境に身を置く

という事なのではないかと思います

 

 

ちょっと例えがくだらないとは思いますが

この2人に共通する点が一つありまして、

それは中性的な男性がタイプであること…

 

具体的に言うと、外見的に男性性が薄くて

女性っぽさを持つような綺麗めの男性です

割と色白で華奢な感じの人が好きなんです

 

もちろんそれだけではなく、自分の中にも

パラスが示すような性質があるはずなので

これが直接的影響かは何とも言えません…

でも、極端にどちらかに偏ったタイプの人

とかはダメなのかもしれませんね

 

これ、男性だったら女性っぽい人じゃなく

たくましい系の女性が好みなんだろうか?

色々な人に聞かないとわかりませんけど…

 

他にもICにパラスが重なった人がいました

その人は男性ですが、もしかしたら育った

環境がパラス的な要素だったんでしょうか

これは今度本人に聞いてみたいと思います

 

ちなみに娘は太陽とパラスがオーブなしで

スクエアになっていて、パラスの要素を

持つ人や環境に囲まれながら、それが自分

にとって課題となるのかもしれません

 

今はまだ金星期なので、太陽期になったら

そういう問題にぶつかる可能性があります

 

自分はどうかともう一度見てみたら、私も

太陽とパラスがスクエアになっていました

私の場合はオーブが2度あるので微妙です

 

 

太陽が1ハウスでパラスが11ハウスにあり、

太陽期の頃は会社勤めをしていた時期です

そういえば、自分が女性だからとか考えず

連日遅くまで残業したりしていましたね…

 

周りが無理しなくてもいいよと言っても、

男性と同じレベルで仕事をするべきだと

自分の中で思っていたのかもしれません

 

でも結局はうまくバランスを取ることが

できずに退社することになりましたけど

そのへんがスクエアっぽいなと思います

 

男性性と女性性の調和って誰にとっても

難しい問題でしょうし、現代社会において

なかなか解決しづらいものでもあります

 

パラスが効いている位置にある人ならば

その問題に積極的に取り組む立場になる

可能性があるとも言えそうです

 

あくまでも小惑星ですから、補足的な

意味合いであるとは思いますが、自分の

個人天体にコンジャンクションしていたり

アングルに重なっている場合は、重要な

意味を持つかもしれないので、パラスの

位置を一度確認してみてくださいね