私がちゃんと占星術を勉強する前の話ですが、

そういう時って単純にどこのハウスにどの天体

とか天体同士のアスペクトを検索しますよね?

 

そしてその部分の情報を読んで不安になる…

これは中途半端に知ってしまったことが原因で

誰しもが陥りやすい落とし穴だと思います

 

私も順当?にそれを経験し、ネット情報に翻弄

されることに疲れて本格的に勉強を始めました

 

しっかり基礎から勉強すると全体を理解できる

ため、むやみに怖がる必要がないとわかります

 

 

私は自分のチャートにハードアスペクトが多く、

ネットにはハードアスペクト=凶という情報が

多かったりするので最初はビビりまくりでした

 

特に太陽や月と冥王星・海王星が凶角になって

いるとろくな事が書かれていないんですよね…

あとは土星とか火星もそうだし、惑星の品位も

良くないと気になる人もいるかもしれません

 

悪い事が書いてあるとそれに引っ張られてしまい

そればかりを握りしめてネガティブになるのも

良くわかるのですが、身も蓋もない事を言えば

その状態で生まれているので仕方がないんですよ

 

毎度私の例で恐縮ですけど、私は月と冥王星が

スクエアになっていて、これだけをネットで検索

すると心に葛藤があるとか強烈な母を持つとか…

そのように暗い情報が次から次へと出てきます

 

で、実際どうかというと間違ってはいないんです

確かに当たっている部分もあって、常に気持ちが

不安定だし母も毒親ではないですが強いタイプで

私をコントロールしようとする所がありました

 

ちなみにハウスで言うと、月が3ハウスで冥王星

が6ハウスでのスクエアになっています

ざっくり解釈すると、身の回りで日常的に極端な

事が予期せず起こるという感じでしょうか?

 

 

重要なのはどのハウスでスクエアになっているか

というのを良くみて考えてみて欲しいんですね

 

私の場合は単に月と冥王星のスクエアだけでなく

月に火星と土星もコンジャンクションしています

月・火星・土星に対して冥王星がスクエアです

 

一番弱い月に火星と土星がドーンと乗っている上

最も強い冥王星からのスクエアがあるわけです

これらのアスペクトはだいぶネガティブな要素が

満載というイメージがあると思うんです

 

でも正直な話、自分では実感があまりありません

なぜなら、その状態で今まで生きてきたからです

たまたま占星術に出会ってその情報を知ったから

過去と照らし合わせて、なるほどそういうわけか

と初めて実感したという感じなんですよね…

 

まぁ、確かに今まで生きてきて色々ありましたが

自分より大変な人は世の中ごまんといるでしょう

という感じに捉えているので、こんなもんかなと

 

あとは、自分の友人とかも大変な幼少期を過ごし

てきた人が多いせいか、自分がことさらに悪いと

感じないというのもあるかもしれません

(これは類は友を呼ぶという現象だろうか…)

 

 

この歳になって思うのは、このアスペクトがある

ことで精神的に強くなれたのかもしれないなぁと

 

若い頃には傷ついたりしたことも多かったですが

人はそのような経験をしないと成長できませんし

不安定な自分だからこそ、人が不安定になった時

などに理解してあげられるという利点もあります

 

スクエアは思ってもみない時に突如きますので、

心の準備ができないパターンが多々あるんですね

その点、オポジションは予測ができるんです

 

オポジションは見えているため、ああ〜このまま

だとそのうちこうなるだろうなとわかります

スクエアは死角みたいな所からやってきますし、

冥王星はゼロか100ですから、ない時は何もなく

来る時は容赦なくいっぺんにやってくるわけです

 

その渦中の時は相当大変な思いをするのですが、

経験をした事でパニックに陥りにくくなります

ある意味耐性がつくとも言えるかもしれません

 

そんなわけで、私と同じようなアスペクトを持つ

人で不安に感じるなら、大丈夫だと伝えたいです

誰かの不安を和らげる一助になれば幸いです