ひと口に『月』と言っても色々な意味があり、

幼少期や母親・素の自分・土台となる部分…

それ以外にもたくさんの事を表しています

 

占星術を学び始めると、太陽が父・月が母

または、夫と妻という情報も出てきますね

これは陰陽の関係を説明するためには一番

わかりやすい例えだからかもしれません

 

太陽と月は、その人の核となる部分なので

大切ですし、気になる人も多いと思います

更に月は受け身の天体で、一番守られるべき

部分ですから傷つきやすくもあります

 

 

色々な意味を持つ月ですが、今日は特に

自分にとっての母親はどうだったか?に

ついてフォーカスしてみたいと思います

 

私の月は3ハウスにありサインは蟹座です

母は活発でバリバリ働く仕事人間でした

蟹座というと、家庭的な印象があるかも

しれませんが、私の幼少期の記憶には

母と触れ合った思い出がほぼありません

 

そもそも、蟹座=家庭的が安易なのですが…

とは言え、かなり心配性で閉鎖的だったので

その部分は確かに蟹座っぽいなと思います

 

明らかにアスペクトの方が当てはまっていて

これは自分の経験も踏まえてそう感じました

 

月の上に火星があり、冥王星がスクエア

これは母が働きすぎだったことを表しますし

月と火星のすぐそばに土星があるのは

母が私に支配的だったことも表しています

 

月・火星・土星は全て3ハウスにあるので

常に忙しくしている印象なのかもしれません

必死に働いて家族を守っていたとも言えます

 

 

母の太陽と水星は双子座で、頭の回転が早く

商売上手でしたし、仕事を楽しんでしている

ように私の目には映っていました

 

仕事が忙しいせいで母の愛情を感じなかった

わけではなく、割と干渉が強かったんです

コントロールしてくるところがあったので、

母の顔色を伺ってしまい自由にできなかった

という思いが自分の中に残っています

 

ちなみに母の火星と金星は、私の太陽を

挟むようにコンジャンクションしていて、

このアスペクトは母なりの愛情なのかなと…

母は既に亡くなっていますが、多くの物を

遺してくれたので感謝しています

 

火星と金星は牡牛座なので、物質的に残す事

が母にとっては愛情だったのかもしれません

 

そんな母に育てられた私は、自分の子供にも

やはり心配性ですし、世話を焼きがちです

でも、過干渉だけはしないように肝に銘じて

できるだけ自由にさせたいと思っています

(本人がどう感じているかは知りませんが)

 

 

娘の月は射手座ですが、どうでしょうね…

アスペクトは太陽とのセクスタイルのみで

アウトオブバウンズしていますので、窮屈

なのはダメできっと自由にしたいでしょう

 

蟹座の与える愛情は、その裏に愛されたいが

隠れている場合があり、世話を焼くことが

逆に相手には縛りと感じる可能性があります

 

私はそもそもお節介焼きな所がありまして

これは気をつけなければいけませんね

良かれと思ってしてることも相手にとって

迷惑だったり、重荷になるかもしれません

 

火星と土星も蟹座なので、自分の中では

コントロールしているつもりでいますが、

冥王星も絡んでいるので暴走注意ですw

 

今回は、あえて『母』の部分だけを中心に

3世代を通して色々と考えてみました

 

冒頭にも書いたように、月には色々な意味が

あるので、母親の事だけにこだわって解釈

してしまうとそれに囚われる危険があります

 

自分の月を冷静に観察することで、快適な

状態にするヒントになればいいなと思います