ホロスコープには区分というものがあります

 

2区分→男性宮・女性宮

3区分→活動宮・固定宮・柔軟宮

4区分→火星座・地星座・風星座・水星座

 

今日はこの中の3区分の中でも

固定宮(不動宮)について考えてみたいと思います

 

固定宮とは

『変化を嫌うが、持続性がある』という性質があり

 

牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座がこれにあたります

が、4区分ではエレメントがそれぞれ異なるため

同じ固定宮でも当然違いがあるわけです

 

まずは『牡牛座』2区分では女性宮

エレメントで言うと地星座になります

牡牛座は五感が鋭く、自分の目で見て耳で聞き

手で触って確かめたものを信じる傾向があります

 

 

人から聞いた○○らしいよとか又聞きの情報等を

そのまま鵜呑みにすることは少ないと思います

自分が実際に体験したものを基準に判断しますし

自分が納得しないと動かない頑固さがあります

 

あとは一度手にした物を手放さない傾向があり

目に見えるものや物質・お金などに固執します

ヒヤヒヤすることや不安定なことが苦手なので

とにかく物を所有して安心しようとするのです

 

衣食住に関することにこだわりが強く

美しい物・美味しい食べ物・良質な物が好きで

ブランドにこだわるというよりも自分の五感で

良いと思ったものを選ぶ傾向があります

 

あくまでも選ぶ基準は自分の意志であり

人がどう思うかなどはあまり気にしません

だから人の意見に影響されて変わったりせず

自分が良いと思ったことを持続していきます

 

次は『獅子座』2区分では男性宮

エレメントで言うと火星座になります

獅子座は人に対して自分をアピールすること

集団の中で認められることを重要視しています

 

 

人々の先頭に立ってリーダシップを取ったり、

自分が良いと思った事に情熱を燃やしますし

それを評価されたいという願望を持っています

 

細かいことは気にせず、寛大だったりしますが

自分を認めない人や環境には苦手意識があり、

自尊心も高いため自分が納得しないと折れません

常に人からの視線を意識しているので、

批判されたり嫌われたりすると傷つきやすいです

 

上昇志向が強いので、人知れず努力もしますし

簡単に諦めたりせずに持続していく力があります

反面、弱い自分を見せるのは自尊心が傷つくので

なかなかできずに孤独を感じることもあります

 

人から注目されたり、華やかな自分でいることが

自分らしさであり、そのプライドを保つためには

隠れた努力を惜しまないというわけですね

獅子座は牡牛座と違って人の目を意識するため、

わかりやすく煌びやかなブランド物等を好みます

 

 

牡牛座と獅子座の大きな違いは

他者を意識しているかどうかだと思います

牡牛座は人間の成長に例えるとまだ赤ちゃんで、

自分の事しか見えていません

だからどうしても自分が基準になるんですね

 

一方、獅子座は小中学生くらいの子供でしょうか

まわりの人を意識してアピールすることで

自分を成長させて努力していきます

でも獅子座は自分から人に合わせたりしないので

ある意味では牡牛座と同様、自分基準と言えます

 

両方とも固定宮の頑固さを持ち合わせていますが

譲れない部分のベクトルが異なるという事です

必ずしもこの特徴に当てはまるとは限りません

ただ、ふとした時に出ることはあると思います

 

後編では、蠍座と水瓶座について書いていきます