占星術においてハーモニクスはミッドポイントと並んで

難しい分野だなぁとつくづく思います

 

私なんかはまだ習いたてですので勉強あるのみなのですが

出生図を読む場合の解釈とハーモニクスにおける解釈は

ちょっと違うのでこれがまた難しいところでもあります

 

そもそもハーモニクス(調波)というのは

自分のチャートに一定の数を掛けて、そのアスペクトから

天体の影響をどのように発展させていけるのかを見るものです

(ハーモニクスは出生時間がわからなくても月以外は見れます)

 

 

それで、主に鑑定などの場合は5・7・8あたりを

出してみてハードアスペクトを見るのですが

サイトなどにはコンジャンクション(発芽天体)

のみを見ると書かれていることが多いと思います

 

ただ、ハーモニクスはマイナーアスペクトと関連があるので

スクエアやオポジションも見る必要があります

 

確かにコンジャンクションはそれによって能力を発揮できる

という可能性があるのでとても重要なのですが

さらにスクエアやオポジションなどを総合して

見たほうがより詳しい解釈につながると思われます

 

あとは、満年齢のハーモニクスを出してみると

その年齢の時の状態を表していたりします

ここで複合アスペクトができていたりすることもあります

(一例として:結婚した年齢→グランドトラインを形成など)

 

ハーモニクスの表す意味としては…

 

調波5→本能的欲求や願望(漠然とした希望)

 

調波7→理想や夢・喜び(叶えたい想いなど)

 

調波8→社会性や現実化(資質をどのように生かすか)

 

わかりやすく言語化するならば、5→7→8

 

こうだったらいいなという漠然とした願望が

もう少し発展して夢や理想を頭に描き

それをどのように社会で実現させていくか

 

こんな感じで例えば仕事の適性を見たりできます

 

 

私の場合を見てみると

調波5では、自分の好きなことをしたい

自分の良いと思うものを自由に発信したい

という感じの願望が根源にあるようです(あやふや)

 

調波7では、自分の中でこれぞと思ったことを

集中してじっくりとやっていき、いずれ

それが仕事に繋がっていったらいいなという感じ

 

調波8では、自分がコツコツ勉強して得た知識などを

提供して人々の良い変化などに役立てて、

やりがいを感じた上で仕事としても実益を出していく

というような感じに読めます(多分…ホントかな?)

 

何しろ、ハーモニクスは先生曰く

抽象的に読むことが大事なようなので

天体の意味をよく理解していることが前提で

そこから抽象化しなければなりません

 

これが本当に難しくて、自分のボキャブラリーの浅さに

今更ながら嘆く始末です(もっと勉強しとくんだった)

 

 

ちなみに私の場合は太陽と金星が

ほぼ誤差なくセミスクエア(45度)になっているので

8の倍数の年齢の時に必ずコンジャンクションします

 

太陽と金星のコンジャンクションだと

何となくいいことが起こりそうなイメージですが

自分の経験を振り返ってみると(覚えている範囲ですが)

天王星と水星も常に絡んでいるため

 

確かに喜ばしいことはありつつも

どちらかというと環境の変化や学びのスタート

のような感じになっている感じがします

 

16歳は高校生活のスタート

24歳は社会人生活のスタート

32歳は出産し、母親業のスタート

40歳は自分が家業に責任を持ち始めた頃

どれも変化や自立心、学びが関わっています

 

こんな感じでその時の自分や未来をイメージできます

興味のある方はざっくりとしたハーモニクスなら

こちらで出せますのでチェックしてみてくださいね