占星術を勉強して、それなりに詳しくなってくると

だいたいの人が小惑星に注目し始めると思います

 

私もホロスコープを色々調べているうちに

小惑星が気になり始めてネットで検索したものです

 

 

とりあえずひと通り勉強した今は

それほど重要視するものではないとわかりましたが

まだ詳しくない頃は、何となく神秘的に感じられ

キャッチーなタイトルにまんまと引っかかって

ネット情報を間に受けて踊らされておりました(笑)

 

よくよく考えてみたら、個人において重要なのは

何をおいてもライツ(太陽・月)であるのに

なぜそんなに小惑星に惹かれてしまうのでしょうか?(知るか)

 

そもそも小惑星は、主要な天体またはアングルに

タイトにアスペクトしていない限りは

それほど重要視するものではないようです

 

例えば、太陽にジュノーがコンジャンクションしていれば

男女平等にこだわりがあったり、自己主張が強い人

というふうに読んだりもするでしょうが

同時に太陽と土星がスクエアになっているのならば

そちらの方がよほど重要ですから、それに注目するべきでしょう

 

あくまでも小惑星は補足程度の解釈であると私は捉えています

 

前置きがだいぶ長くなりましたが

今回は主要な小惑星5つの中で

『キロン』に注目してみたいと思います

 

ネットなどでは、よくトラウマとか傷とか書かれていますね

そもそもキロンは土星と天王星の間にあり

土星の枠組みを超えて天王星のような革新的なことに

チャレンジしていく際にぶつかる壁のようなものだそうです

 

 

人間、生きていれば壁にぶつかることはよくありますから、

トラウマっていうほど大袈裟なものではないということです

(傷と感じるかどうかは人それぞれですけどね)

 

しかもこのキロンは公転周期が51年と長いので

同年代はほぼ同じサインになります(4年ちょっと同じサイン)

なので個人レベルではハウスとアスペクトで見る感じになります

 

どうでもいい私の例で申し訳ないのですが一例として

私はキロンが1ハウスにあり

位置はアセンダントから5度ほど離れています

小惑星ですのでコンジャンクションとは言いがたいですね

 

土星と天王星の間の小惑星ということで

私の土星は3ハウスにあり、天王星は7ハウスにあります

キロンと天王星はオーブ4度ほどで

オポジションと言えなくもない感じですが

 

水星と天王星の方がタイトにオポジションなので

そちらの方が重要になります(オーブ2度)

 

これらの情報を踏まえてキロンを解釈してみると

 

3ハウスの土星は知性やコミュニケーションへの苦手意識で

水星と天王星のオポジションは

人の個性が気になったり、人と一定の距離をとって接したりします

 

それに対してアセンダントに近い1ハウスのキロンは

自分に自信がない・外見にコンプレックスを持ちやすい

という感じになります

 

これらをまとめると

私は人とのコミュニケーションにおいて距離を取りがちで

他人と自分を比較し、個性的な人をうらやましく感じる

もっと自由で大胆な生き方をしたいが、自分に自信が持てない

 

ざっくり解釈するとこんな感じになります

確かに、そういう部分があるのは自覚していますが

そこまで深刻な悩みにはなっていません

 

ただそれはある程度人生経験を積んだ今だから言えることであり

子供の頃はもっと強くコンプレックスを感じていました

 

 

今では土星的なことはそれなりに克服できたと思っていますが、

まだ強みと言えるほどにはなっていないですし

自分に自信がないのは今でもそうです

だからまだ天王星にチャレンジするレベルに

達していないということなんでしょうね

 

体感では、ちょうど土星とキロンの間くらいの感じですが

自分にもう少し自信が持てるようになれば

その先の天王星に向かっていけそうな気がします

 

キロンをむやみにネガティブなものと捉えずに

克服すべきポイントとして解釈すれば

ポジティブなパワーとして役立ってくれそうですね