やっと観に行けた


 

第二次世界大戦のダンケルク大撤退を描いた作品。





 

4か国の合作映画だから、



基本は英語だったけど


 

フランス軍の役者はフランス語で、



商船役にオランダ人と


 

ちゃんとそれぞれの国の役者さんを起用していたのが良かった。


 

たまにアメリカ映画で、



第二次世界大戦を描いてるのに、


 

ドイツ軍が全部英語で喋ってるの見るとがっかりする。


 

そこはU-571のように連合軍は英語で、



ドイツ軍はドイツ語で全編作られる方が良い。


 

ダンケルクは賛否両論みたいだけど、



私はすごい好き。


 

セリフは大幅に少ないけど、



セリフが少ないからこそ


 

映像の綺麗さや、



壮大な撮り方、



役者の表情、



全てが最高だった。



 

戦争映画は実話を元にした作品が多いけど、


 

恥ずかしながら、


 

このダンケルク大撤退作戦はあまり詳しくは知らなかった。



 

しかもあまりに真剣に見入ってたので、


 

見終わってから、



主演の1人にワンダイレクションの



ハリースタイルズと



トム・ハーディが出ていた事に気づいた。



 

戦争映画は劇中泥だらけになったり、



戦闘服もボロボロだったりするからよく顔が分からないことがある。。


 

「TIME」に出演していた、



キリアン・マーフィーが大好きで、


 

彼が出演していると知って観たからあまり気にしてなかったのかも。


 

キリアン・マーフィーも



「TIME」の時に初めて見たあの冷たく鋭い視線は健在で素敵だった。



 

でもこの作品に関しては、



出演している役者全員が素敵だったと思う。



 

誰か一人に焦点を合わせるのではなく、



様々な視点で全員が主人公っていう描き方が良かった。



 

その主人公の1人、



ほぼセリフはなかったけど


 

フィン・ホワイトヘッドが本当に凄かった。


 

代表作はないものの、



彼にとってはこれが代表作品になったね。


 

空軍、陸軍、海軍、それぞれの役割と、



それぞれの行動の違いがすごく分かりやすくて、


 

セリフがなくても、



自分もその場にいるかのような緊張感が


 

半端なかった。



 

まだ観てない人もいると思うから内容は書かないけど、


 

私はこの映画をあと3回は観に行きたいと思った。


 

好きな映画は上映が終わるまで通って観るタイプ。


 

 

これは絶対に観るべき作品。


 

U-571以来の最高傑作だと思う。