アメリカのテキサス州、



ヒュースト病院の女医さんが


 

飛行機の中でありえない人種差別をされたそうです。

 


 

よく機内で急病人が出ると、



CAさんが


 

「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか?」と


声をかけますよね?


 

その時に、



この女医さんはすぐにCAさんに医師だと名乗り出たそうです



 

その時のCAさんの対応が


 

「私たちは本当の医師を探しているのです。おしゃべりをしている時間はありません」


 

 

この女医さんはビックリしたのか唖然としたでしょうね。



 

その後もなかなか医師が見つからないのか、


 

CAさんがアナウンスで



「医師のお客様は座席ボタンを押してください」

 


すぐにこの女医さんは座席ボタンを押したそうです。

 

 


するとまたCAさんが


「あなたが本当に医師なら資格証明書を出してください」


 

さらに、



何の分野の医師なのか、



どこで働いているのか、


 

尋問のように聞き出したそうです。


 

 

どうして機内で、



しかも緊急で、



医師だと名乗り出ているのに、


 

こんな対応をされたのか、、



 

この女医さんは黒人女性でした。



 

アメリカ社会では、



医者というイメージは


 

【白人、年配、男性】という



強いイメージがある為、


 

この女医さんの、黒人、若い、女性という



全くイメージと違う事が



今回のような侮辱行為に繋がったんだと思います。

 



日本よりもはるかに、



多人種で生活しているアメリカでは


 

偏見と闘う事は難しいのかもしれませんが、



 

それが今現在も心の根っこに残っているから



 

ああいった大統領や、



それを支持する白人至上主義の激しいデモ、、、


 

なくならないと思います。



 

実際にそこまでひどくないでしょ?って



思う人もいるかもしれませんが、



 

アジア人も黒人と同じように人種差別をされます。



 

南部では白人以外が歩くと、



異様な目で睨まれるような場所もあります。



 

人種差別の怖さを経験しているだけに、



 

日本人は肌の色で差別するという感覚がないので、


 

白人至上主義のような、



白人以外は有害だと考えてる人達の



気持ちも絶対に分かりませんし、



分かりたくもない。



 

この機内にいた女医さんは立派な医師です。



 

急病人を助けようと名乗り出て、



どうしてこんな侮辱を受けなきゃいけないのか。



 

この女性はFacebookに体験談を投稿し、



それが広まり



 

航空会社は調査中というコメントを出しているそうですが、


 

謝罪はしないでしょうね。


 

 

白人と同じ医師の資格を持ち、




同じ仕事をしているのに



 

肌の色が違うだけで下に見られる。



 

こんな時代になってもまだ



こんな偏見や差別が沢山あるんです。


 

 

マイアミに居た時に、



ラテン系の友人が言ってました。


 

「同じ言語を話して、同じ仕事をしていても常に肩身の狭い思いで生きなきゃいけないのが現実」だと。



 

同じ人間なのにおかしいでしょ。


 

 

肌が白いから偉いなんて事は絶対にない。



 

何様だよ。