約1年前に、

フロリダ州オーランドでの銃乱射事件がありました。

 

テロなのかヘイトクライムなのか犯人は射殺されてしまったので

真相は謎のままですが、

どちらにしろ沢山の方が亡くなり沢山の方が負傷しました。

 

こうした事件後の被害に遭った人たちや、

 

震災などで被害に遭った人たちに対する、

 

卑劣な行為がまだまだ沢山あります。

 

支援を謳う悪質なチャリティ行為です。

 

東日本大震災の時も度々耳にはしていましたが、

熊本地震の際にも同じような事が起きているようです。

 

亡くなった人の命を利用した人間として最低の行為です。

 

被災に遭った方々に支援をしようと、

色々芸能人の方々も

チャリティ活動として、

現地で募金を募ったり

支援と謳ってグッズなどを作り、

販売するといった行動。

 

皆さんから集めたお金は、

 

公的機関や、企業などは収支報告をきちんとしていたり、

芸能人でもどこの団体に寄付したか写真を載せたりと皆さん色々な方法でその後の報告をしていると思います。

 

一部の人たちが、その後どうしたのか全く分からない状態らしく、

寄付をした人たちは怒りと不安でいっぱいになっています。


これをしなければ、ただお金を集めて盗んだと思われても仕方ありません。

 

私は元々、被災地に対する支援活動などを自ら公表する行為自体好きではありませんが。。

 

これは日本だけでなく、海外でもこういったチャリティ支援詐欺はいつまでたってもなくなりません。

 

なぜこのようなブログを書いたかというと

 

私の元に、

「チャリティ支援としてグッズを販売していた方がいて、そのお金をどうしたのか、報告をしてもらえない。」

 

「支援の為に購入したのにそのお金何に使われたのか分からない。訴えたいです!どうすればいいですか?」

 

など、同じような内容の相談メールが届いたからです。

 

熊本地震の被災地を支援する為に、

 

チャリティ支援と謳ってグッズを販売して、

 

集まったお金をどこの団体に寄付したのかその後どうしたのか

 

報告をしないのは、それは支援ではなく

 

ただ自分の元にお金を集めただけです。

 

被災地と被災者を利用したただの悪質商法です。

 

東日本大震災の時もそうでしたが、本当にあの時も多かったですね。被災地を利用した悪徳商法。。。

 

この方だけでなく、同じような事をする方は

 

実際に被災地をその目で見ても、こういう行動をしているんでしょうか。

 

支援と謳って集めたお金を自分の懐に入れ、好き勝手に使ってると思うと同じ人間とは思えませんね。

 

何年か経つとどれだけ大変だったか忘れてきてしまう人も多いみたいですが、

 

東北でもまだまだ仮設住宅に暮らしてる人が沢山います。

 

そこに住める期間は決まっていて、県営や市営に申し込みをしても申込者が多くなかなか住まいが見つからない人もいます。

(不正に申し込みをする人が多いからだそうです)

 

次の住まいが見つかってないのに、市の職員からは仮設住宅から早く出ていくよう言われる始末。

 

一体どこに行けと??

 

被災地じゃないと忘れがちで、もう復興してると思ってる人も多いようですが、

1年に1回特集でやる番組やニュースでは復興した綺麗な部分しか放送しません。

 

現地でその事実を悔しがっている年配の男性から聞きました。

 

「どうして、復興が進んでいない場所をもっとちゃんと報道してくれないんだ」と言っていました。

 

こういう人たちを目の前にしても、チャリティ支援と謳う悪質行為出来ますか?

 

 

おそらく出来るでしょう。

 

心から復興の力になりたいと思い、支援をする気持ちがあれば

 

チャリティ支援で集めたお金をどうしたのかすぐに皆さんに報告するはずですから。

 

 

被災地などへの寄付は、きちんと安全な団体を調べてから寄付して下さい。

 

間違った場所への寄付(募金や支援グッズの購入など)をすると、

 

助かるのは被災者ではありません。

 

悪質な人たちの私欲の為に皆さんが寄付したお金が使われている可能性を考えたら、、、

 

 

人を助ける為に人を疑わなければいけない世の中なんですね。